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日本が犯した七つの大罪 (新潮文庫) |
| - 新潮社 価格 ¥ 620 | |
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日本が犯した七つの大罪 (新潮文庫)新潮社 価格(new/used): 620 円 / 210 円 より 発売日: (2005-03) アマゾン売上ランキング: 6754 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 10件 戦略なき日本外交の脆弱さを思い知る「日本が犯した七つの大罪」というタイトルに惹かれて本書を手にしました。北朝鮮による日本人拉致事件に対する日本政府と外務官僚の弱腰と戦略のなさには呆れるばかりです。日本の常識は世界の非常識だと改めて感じました。道路公団民営化に関する記述では、妥協の産物で何のために民営化するのかという基本的な理念が曖昧にされてしまったことが分かりました。中国との外交関係に於いては、日本の主張の脆弱さが浮き彫りになっており、国際社会の中でいかに日本外交が遅れをとっているかが分かります。いつからこんな日本になってしまったのでしょうか。物を言い主張しまいと日本がいくら世界に貢献しても顔が見えないのが残念です。この著書を通して、今後の教育問題を含めて考えさせられました。 古本でも読むべき日朝交渉、道路公団民営化、外交問題、人権問題、日中問題、 薬害エイズ、狂牛病対策の問題を、ジャーナリズム的な 視点から分析している。 結構昔の本なのに、まだまだ2008年現在でも新しいと 思えるような情報が出てくるところがすばらしい。 気になった所といえば、他の方も指摘しておられるが ・各章の分量が、事件の重要性と関係なく一定であること ・ジャーナリズム視点だからゆえか、著者の意見が平凡であること ・所々に、自分の意見を代弁させるマイナーな意見を載せていると 感じる部分があること ・情報操作しているかと思われる部分が存在すること (上と似ていますが) 2番目に関しては、逆に突飛な意見を出さなかったからこそ情報としての 価値が長く続くという面もあり、仕方ないとも感じます。 10年たってもそれなりに読める、情報価値の高い本だと感じます。 しかしまあ、5、6年たっても日本は変わりませんね。 憂国の士の諌言が詰まった良書憂国の士、櫻井氏が2002年に週刊新潮に連載した評論を纏めたもの。綿密な考証と日本(人)に対する溢れる愛情を背景にした鋭い舌鋒が読む者の心を引き締める。 最初は「北朝鮮問題」。アメリカ頼みの"事なかれ"外交。狂犬と交渉するのに他国頼みとは主権国家とは言えまい。人道(拉致)問題よりも表面的な外交ゴッコを優先する政府・官僚の指針は舵を失っている。こうした「国家とは何か」が分かっていない人間が政治家・官僚に居座っている現実に慄然とする。続いて「道路公団民営化」。道路建設は権益の塊であり、櫻井氏の国民負担と具体的数字に基づいた主張も族議員の存在により霞んでしまいそうで残念だ。尚、この章の詳細は「権力の道化」と言う本になっている。「国際社会における日本」では捕鯨問題、情報収集能力の欠如などが語られる。難点は次の「人権問題」。櫻井氏は住基ネットに反対のようだが、用法によっては住基ネットが有効だと考えている私とは意見を異にする。例えば住基ネットにより、今話題となっている年金の"名寄せ"問題も初めから存在しなくなり、櫻井氏が常々主張する国益と合致する点が多いと思う。便利になれば弊害も出る。そのトレードオフ(処理効率vsセキュリティ)を論じるべきであろう。本章は"初めに結論ありき"で論理性に欠ける。次いで「日中国交」。日本叱咤に形を借りた中国批判だが、中国公安当局に櫻井氏がマークされていると言う噂が真実味を帯びる内容。長年係ってきた「医療問題」では厚労省・製薬業界・医師の腐敗・癒着体質を厳しく糾弾する。最後の「BSE問題」では農水省の無策ぶりを明らかにする。 刊行後5年経つが、本書の内容が色褪せていない点に逆に憤りを感じる。特に薬害問題。しかし、敵対勢力も多い中で正論を吐き続ける櫻井氏の気概には感心する。憂国の士の諌言が詰まった良書。 さすがです。とても歴史を勉強されてますね。この本を批判している人って分かりやすいですね。韓国の記事だけを批判されてないようですが・・・。個人レビューを拝見させてもらうとよくその思想が分かります。また、著書を読んでいないのもバレバレです。リベラルな人間がPS3で戦争ゲームを楽しんでいる姿も失笑を禁じ得ませんw ”日本の危機”のほうが読みやすいです。はっきり言って北朝鮮関連の問題にはそれほどの興味がなかったのでそこはもうちょっと読ませる工夫というか読者が食べやすいように調味してほしかったと思います。(分量を減らすとか。)拉致なんかでも多くの日本人の情報感度というか関心は低いのでその辺の配慮なく長々とまくし立てられても付いて行けないからです。また長々とまくし立てるのならばもう少し黒幕的な存在を出すとか(実際にいるならば)あるいは問題の原因や背景の構図がもっと浮き彫りになるように書く必要があったのではと思いました。 こういうことがあって誰がこういうことをして識者はそれをこう考えていて・・・というのをこまごまと書いてゆき最後にこのままではいけない、この問題を国民一人一人が考えていかねば!!というのがこの人のこの本でのライティングスタイル。 テレビの報道特集としてやるにはいいかもしれないが文章だともうちょっと臨場感よりも分析とか”まとめ”的な視点、試みが欲しい所ですかね。リズムとか流れを出したいのであれば文章はもっと短い方がいい。 実際現在そこにある問題を紹介するのが目的であるならば同じ著者の”日本の危機”の方がより成功を収めているように思います。 何しろ手軽で便利。約20ページほどで一つの問題が手短に語られ全部で21の危機について知る事ができるので読者は問題の所在と大まかな知識を得た上でさらに興味のあるものについて個々に調べる足がかりが得られるからである。 まとめると・・・。 ”大作”『権力の道化』を猪瀬氏の著作の後に読み非常に得るところがあったし前述の如く”コンパクト”な日本の危機も良かったのだがこの本の分量というのはいわゆる襷に短し帯に長しって気が個人的にはしてしまいやや扱いづらい読みづらいよなぁという印象を受けました。 |