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不味い! (新潮文庫)
小泉 武夫
新潮社
価格(new/used):
420 円 /
1 円 より
発売日:
(2005-12)
アマゾン売上ランキング:
22468 位 文庫 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0
/ 総数: 16件
醸造食品への愛に脱帽(笑)
この本、表紙のインパクトがずいぶんと売り上げに貢献していると思います。
山科けいすけ描くところの中年オヤジ、実にほんとに「不味い!」を絵に描いたような顔です。
私はこの表紙を見た瞬間大笑いして、そのまま衝動買いしてしまいました。
しかし本の内容も実に面白かった。
世界中を駆け回って「あえて」とんでもない食い物に挑戦する小泉先生の知的好奇心と体力、そして強靱な胃袋には脱帽。
そして読み終わった後に気がついたんですが、この本に紹介されているとんでもなく不味いものも、美味しいものも、みんな醸造食品(笑)。
小泉先生の発酵微生物に対する「愛」がよく分かります。
何の役にも立ちませんが、「へええ、こんな食い物が」と「世界は広いなぁ」と思わせてくれる一冊です。オススメ。
本当に不味そうだ
発酵学の権威でも、学術的なことは非常に解りやすく、なおかつユーモラスなる私情を含んだ本当に面白かったです。獣の匂とかは今まで実感とかはなかったですけど、不味さの原因とかを突き止めたり、はたまた調理方法の誤りで美味いはずのものが不味く感じたり、そして味覚だけでなく、視覚や周りの状況も不味さの原因だったりするところが非常に参考になりました。
不グルメ
世に美味いものの話を書いた本は数々在っても、不味い食いものの本はほとんどない。
不味い食いものの原因や要因を探り、美味さとは何であるのかを知る。
「ムサボリビッチ・カニスキー」「味覚人飛行物体」「走る酒壺」「ジュラルミン製胃袋」「発酵仮面」の異名を持つ著者が、各地で出会った不味い食べ物を紹介しています。
万人に通じる不味さもあれば、著者の好みによる不味さもあり…
韓国のホンオ・フェという発酵したエイの刺身、著者は不味いと言ってますが、TOKIOの番組では美味しいって言ってましたからw
どっちにしろ、強烈に臭いってことは共通の見解w
テレビでよく見るシュール・ストレミングというスウェーデンの缶詰。
ニシンを発酵させたものなんですが、「先ず臭みの性質はギンナンを踏み潰したものに、くさや汁をぶっかけ、そこにウンチのような臭さが加わり、さらに魚の塩辛の臭いを強烈にしたものが混在したようなものである。味は、正しく日本の塩辛そのもので、そこに炭酸水を混ぜたような、誠にもって奇怪なものである。」
食べない方がいいよ…
セミの中でもアブラゼミはイカの塩辛が蒸れたような、独特の臭みが鼻を突いて、物凄く不味いそうです。
蛹はまだ食べられるのだとか。
ゴホンツノカブトムシも、内臓から粘質物が出たような感じで、古くなった塩辛のような匂いと共に、土や枯れ葉の異様な臭みがして不味いそうです。
イヤ、食べないから・・・
「不味い集」改めて読むと面白い
著者の感情で「不味い」と言い放っているのではなく、なぜ不味いのか分析しているので、なるほど〜と思う。
案外、日頃生活していて不味いものって、やたらめったに当たることはまれなので、こうゆう「不味い集」を読むと改めて面白すぎるし、逆にどれだけ不味いのか?と、思わず試したくなってしまいそうな衝動に駆られる。
「不味い」とはそういうことだったのか!
醸造、発酵、そして食文化の専門家で、世界中を飛び回って様々な料理を食べ歩いている著者が、これまでに出会った「不味い」ものを紹介するとう、ユニークなエッセイ。
単に「不味い」というだけでなく、なぜ不味いのかを、科学的に説明しているところが面白い。味音痴というほどでもないが、あまり「まずい」ものに敏感でない私でも、「なるほど、不味いというのはそういうことだったのか」と納得することができた。そんな所から、本当においしいものは何かということも、分かってくると思う。
スーパーやコンビニで売っているありふれた食べ物から、日本では普通は食さないゲテモノまで、不味いだろうと分かっていてもとにかく食べる、そのチャレンジ精神に、☆5つ!
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