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あらゆる場所に花束が… (新潮文庫) |
| - 新潮社 価格 ¥ 380 | |
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あらゆる場所に花束が… (新潮文庫)新潮社 価格(new/used): 380 円 / 198 円 より 発売日: (2005-04) アマゾン売上ランキング: 144365 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 3.0 / 総数: 6件 嫌いじゃない始めは不快極まりない、と 全然好きになれなかったのだが 読み進めて行くうちに この不快さが心地よくさえ感じて行くのが不思議だった。 意味が分からない面白さ。 感覚に訴える暴力的文章。 嫌いじゃない。 好きでもないが。 中原昌也の可能性舞城といい、この中原昌也と言い、三島由紀夫賞の選考委員は中々勇気がある。 この文庫版には渡辺直己による『中原昌也小論』と言う割りとしっかりした批評・解説が載せられている。 まぁ終始一貫中原を絶賛するわけだが、僕ははっきり言ってこの小説家をそこまで高く評価できない。 もちろん、渡辺直己の解説にあるように、一種の新文学の片鱗を感じさせる文章・構成であることは否定しないが、同じく日本現代文学を語る上で欠かせない阿部和重、舞城王太郎ほどの文章力、インパクトを感じない。 単純にわかりやすく言えば、文章が上手くない。 同じく三島賞を受賞した舞城は、この小説と同じく圧倒的な狂気をはらんだ文章をつむぎだし、圧倒的にぶっ飛んでいるが、彼の文章は決してぶっ壊れない。 舞城は、ぶっ飛んでいる中にも非常にレベルの高い描写や比喩表現があり、阿部和重の完成されすぎている文章には、もはや崇高さすら感じる。 中原昌也は(この小説に限って言えば)、そのレベルに達していない。 でも、小説を書き続けて欲しい。 その先には何かある気がするから。 一番好き中原さんの小説で一番初めに読んだ本で鳥肌がたつほど感動に近い興奮を覚えました☆言語感覚というか言葉のチョイスが面白いです。多分この方は翻訳小説を好んで読んでる方かな、と思いました。暴力的な表現が多いなかで不思議と著者のユーモアとか優しさが見え隠れしているところが好きです☆単行本と文庫と表紙デザインが違うんですね〜。文庫も欲しくなってしまいますね☆ あまり読む価値はないですね全編通して溢れる暴力、暴力、暴力・・・。前半は別によかったんだけど。いつもの中原節だなあと。でも最後までこの調子;ヤな現実(暴力)をこれでもかってほど見せないで、もういいから、知ってるから。救いをく れ よ 文学よ。でなければ文章で新しい世界を見せてくれ。短編の「名もなき孤児たちの墓」のほうが全然良かったよ。 あいかわらず...中原昌也は小説家として「ウマク」なろうとはしない、上手に書くことを拒絶して、いつまでも中高生が落書き風にイメージを連続していくようなスタイルに固持している。別に本人もそれが深いとも斬新だとも格別思っていないんだろう。また異端児としてあり続けたいとかそういった超素人的な発想で書き続けているわけでもないんだろう。 でもただ一つ言いたいことは、この人はまったく未来につながりそうにないということだ。今の今だけの一部の人々を何となく満足させるような安い漫画みたいに書き続けているだけで、本人もそのことを認めている。別に読みたくなかったら読まなければいいのだから、そういう人がいてもイイとは思うのだが、コレが新しいあるべき姿だみたいに言う人が意外と多いことには、ちょっとなんていうか、ヘンだと思う。 いくら中原昌也がゴダールやパゾリーニの映画を上手に批評しようが、蓮実重彦みたいなインテリに激賞されようが、この小説はダサいと思う(だって狙い見え見えジャン)。単行本化される前の自作の装丁とかだって、ありきたりなアートもどきだしね。これはヘタなPOPアートとシュルレアリスムのドッキングだね。狂気的な芸術は作者に人間的な深みがあって、あえてをれを崩すことで成立するのだ。 ようするに浅はかに裏をかこうとするところが、凡くらアングラ主義、下手くそ不快和音、自己満足なモダニズム。ちょっと言い過ぎた、ゴメン。でも本音。 |