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ルート225 (新潮文庫) |
| - 新潮社 価格 ¥ 540 | |
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ルート225 (新潮文庫)新潮社 価格(new/used): 540 円 / 1 円 より 発売日: (2004-12) アマゾン売上ランキング: 10673 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 7件 何とも微妙まず読み進めていく内に、主人公の女の子の口調が気になった。 これは人それぞれの感じ方だからしょうがないとは思うが、個人的には少々鼻につくものだった。 それはまだ許容範囲内だったのだが、どうにも納得できなかったのが、終わり方がスッキリしないという事だ。 こういう作品があってもいいというのは確かだが、余りにも救われない。 もう少しはっきりとした展開は無かったのだろうか。 話が淡々と進むので、それも相まって「あれ、終わったのか」という感じだ。 右耳から入って左耳から抜けたような読後感である。 この作品は、タイトルと目次の「ルート〜」から読み取れる様な、年月の変化を楽しむものなのだろう。 しかし個人的な感想としては、なまじSF的な要素があるので、そちらにばかり気がいってしまって、成長物語的なものとして楽しむことはできなかった。 中途半端といっては言いすぎなのだろうか。 スッキリしなかった残念ながら自分は、読んでる間のワクワクも、読んだ後のスッキリもいまいち感じられませんでした。普段推理小説などを読み慣れてるせいか、きっと最後には事態が全部解決して納得できる説明をしてくれるんだろう、という自分の勝手な思い込みがこの作品を楽しむ上では余計だったように思います。巻末の解説を読んでから、なるほどこういう部分に注目しながら読めたらもっと楽しめたのか〜、と変なとこで納得してしまいました。また、姉と弟のやり取りはなかなか面白かったです。こういう二人ってホントにいそうで。 でもやっぱり書き方として不親切だなと思うのは、あの姉弟がさんざん「どうしてこんな世界に来たんだろう」とか「どうすれば帰れるんだろう」といった事に頭を悩ませて試行錯誤してるのに、読者はそこに注目すべきではない、というか注目してても報われないって事でしょうか。中高生を対象にした小説だと言うなら、もっと読者に注目してもらいたいところを分かり易く示してくれてもよかったのではないかと思いました。 15歳の少女の成長この本を大人が読むと先ず主人公の少女の言葉と、それを反映している文章の汚さに引いてしまうかも知れない。しかし、現代のルート225=15歳は、この程度の語彙しか知らず、言葉使いも知らないかも知れない。そんなどこにでもいるような現代の15歳の少女を主人公にして、パラレル・ワールドという世界を持ってきて、ファンタスティックな小宇宙を作っている。その中で、変わることのない毎日が必ず来ると信じている15歳が、突然の状況の変化に対応できずにいる。そんな少女も1年と言う歳月が、16歳へと成長させ、与えられた状況に適応しようとしてゆく。 この小説自体、ヤング・アダルト向けに書かれたものであるということで、あくまで15歳の少女の言葉で、15歳の少女の世界を描いているのだろう。大人が読んだ時、もっとストレートな書き方を望むかも知れないが、これはこれでいいように思う。ラストの肩透かしを食ったような終わり方も、テーマからすれば仕方ないことのように思える。 映画化?帯の映画化とゆうアオリと表紙が好きな漫画家の絵だったので 思わず買いましたが期待はずれでした。 まず引いたのは主人公である女の子の下品な言葉使いと思考。 言葉遣いが悪いとか言うより品がない、聞いていてムカムカする。 作者が「今時の馬鹿ティーンエイジャー」を想像して書いたように感じる、 人が傷つきそうな事をぽんぽん言う馬鹿女だ。感情移入はできない。 前半は中々面白く、薄ら寒かったり次の展開が気になったりもしたが 帯や裏表紙に書いている事意外の出来事はほとんどない、 後半は「だからなんだったんだ」と思わせる事が多い。 読後感もあまりよくはなかった。 映画化する意味がよく解らないとゆうのが正直な気持ちだ 読み手を選ぶあなたがストーリーを追うタイプ、古くはシドニィ・シェルダンや、ハリーポッターが好きな人なら、あまり強くは勧めない。 この本の終わり方がしっくりこないだろうから。 この話は、あくまで15歳の女の子が16歳になる話なのである。 親に反発しつつも依存し、日常が日常であり続ける事が奇跡的なことだとは、まだ知らない年頃。 SF的なシチュエーションも、その辺りを浮かび上がらせる為に極端な状況を用意したにすぎない。その事がわかって読めば、佳作だと言えるし、心にも響く。そんなに厚い本でもないので、できれば2回読んで欲しい。 表題ルート225とは勿論225の平方根=15のことである。終章ルート256とは同じく16のことである。 作者の意図がどこにあるかは、ここにも明らかにされている。 「ある時代のある年頃の女の子の姿」を切り取るため、スポーツ選手やアーティストや店の固有名詞がちりばめられている。10年もすればかえって古さを感じさせる筈の固有名詞の連発は、一見時代を越えた普遍化を放棄しているかのようである。 にもかかわらず、この作品は時代どころか、国すら越えて海外でも高い評価を受けている。描かれている「ある時代のある年頃の女の子の姿」に、実は高い普遍性がある、というなによりの証ではなかろうか。 |