さくら伝説〈上〉 (新潮文庫)

- 新潮社 価格 ¥ 500
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さくら伝説〈上〉 (新潮文庫)


新潮社

価格(new/used): 500 円 / 1 円 より
発売日: (2006-02) アマゾン売上ランキング: 342854 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 2.0 / 総数: 2件

この作者ならあり。
表紙がないものを読んだので、官能小説系とは知らずに読みました。
内容におどろいて、友人にも勧めてしまいました。
友人と「主人公死ねばいいのに(笑)」とさんざんいいましたね。
文章がとてもテンポがよく、おもしろいです。
日本語もきれいなので最近の砕けた文章が苦手な人でも問題なく読めると思います。

初めて読んだときは「この物語はないな」と思いましたが、なかにし礼さんのほかの作品を読むと「あり」です。なかにし礼さんだから許される、というか。

そういう表現が多いので、私はそんなになくてもいいかな、と思いました。
上下買いましたが、下まで読む気がしません。
心臓病を持つ主人公と、伝説の桜、神秘的な若い女性を背景にした大枠のストーリーには魅力を感じますが、24歳という若さの亜矢と、50を過ぎた主人公との性的描写にはウンザリです。
亜矢の性的反応から行動態度全てにいたるまで、イイトシしたおっさんの欲望どおり、都合のいいように描かれており、同じ若い女性として、「こんな反応するわけないだろ」、「ありえない」の連続で、不快感すら覚えました。文体にも美しさを感じず、安物の官能小説のような、臭さがプンプンします。
著者の欲望をそのまま描いたとしか思えず、もう少し、客観性と、登場人物の人間性にリアリティが欲しかったです。