わたしの普段着 (新潮文庫 よ 5-49)

- 新潮社 価格 ¥ 540
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わたしの普段着 (新潮文庫 よ 5-49)


新潮社

価格(new/used): 540 円 / 101 円 より
発売日: (2008-05-28) アマゾン売上ランキング: 108762 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件

人柄と作風の伝わるエッセー集
2006年に他界した吉村昭氏の生前最後のエッセー集。まじめな人柄が随所ににじみ出ているとともに、氏の執筆態度や史観を理解することができる。「私は、史実そのものがドラマであると考えているので、フィクションをまじえることはしない」(62頁)。「この敵討は単なる私的闘争ではなく、それを書くのが歴史そのものを書くという確信を得て、小説「敵討」の筆をとった」(76頁)。全編中、戦時中アメリカ情報部による電話傍受を防ぐために外交官同士で早口の鹿児島弁を用いて会話したという挿話を描いた「小津映画と戦後の風景」や名作「陸奥爆沈」の後日談を描く「浜千鳥」は、特に記憶に残る。
吉村昭ファンにオススメ
私は「破船」や「羆嵐」などの吉村氏の
本に触れ、一体どういう人物なんだろうと
興味を持ちました。
 冷徹に物事を見つめ、淡々と感情を交えず
事実を読者に突きつける文章に私は驚嘆しま
した。
 この本を読むとなぜここまで著者は冷静に
ものを見ることができるのか?深く物事を考
える行為をどういう過程で身につけたか?な
どが分かります。
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