書籍
|
|
|
CD
|
|
|
DVD
|
|
|
ゲーム
|
|
|
ソフトウェア
|
|
|
家電
|
|
|
キッチン
|
|
|
おもちゃ・趣味
|
|
|

|
|
山本五十六 (上巻) (新潮文庫)
阿川 弘之
新潮社
価格(new/used):
620 円 /
100 円 より
発売日:
(1973-02)
アマゾン売上ランキング:
12316 位 文庫 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 9件
名作
価値観を押し付けることなく山本五十六の人生・彼の周辺を丁寧に、精密に描いた名著である。長岡時代の山本についてのエピソードももっとほしかったが、それを補って余りある詳細さが光る。
山本を「将」としか見ない人間が多いが、「人間」として「官」として見てほしい。彼の業績を戦場での指揮だけで決定してしまうのは早計だと思う。航空機に着目した背景、非戦を提唱していた国際感覚を本作で垣間見てほしい。
ちなみに、本書では山本の女性関係や好物までわかる。
我々は、彼のことを知らなさ過ぎないか?
前に別の本のレビューに、フィンランドには「東郷ビール」というビールがあり、これは、ロシアの占領に苦しめ続けられていたフィンランドが、日露戦争でロシアのバルティック艦隊を破った東郷平八郎に敬意を表したものである。
残念ながら、日本の歴史の教科書には、「東郷平八郎」は出てこない。
同様に、真珠湾攻撃は出てくるもののそれを指揮した山本五十六は出てこない。
平和主義と、戦争を伴う歴史の中で、日本のために全力を尽くして戦った人を粗末に扱うことはどうかと思う。
山本五十六は、もともとは砲術の専門家であったが、航空機の重要性に着目し、海軍航空隊の充実に尽力した。後の真珠湾攻撃などという奇想天外な発想を持てる人であった。
他方、山本五十六は、海軍武官としてアメリカに派遣され、かの国の工業力の凄さを見て、このような国と戦ってはならないという信念を持つに至る。
本書は、この、山本五十六の二つのs工面を見事に描くとともに、永野、井上という帝国海軍の良識派の流れを描いている。
山本五十六について、学校で教えないというのはいかがなものであろうか?
以下、下巻のレビューに続く。
人間山本五十六
山本五十六が、軍神でも英雄でも郷土の誇りでもなく、一人の人間として描かれている。 苦渋に満ちた仕事ぶりと、その反面のばくち好きや芸妓遊び。 山本五十六という人物をあますところなく書き表していると思う。
不世出の伝記文学
本書を含めた、阿川弘之の海軍提督三部作を読むと、もう他の伝記作品は読めないのではないかと思われる程、素晴らしい伝記文学である。 伝記というとどうしても偉人崇拝的な筆致になる嫌いがあるが、本書ではそれは見受けられない。例えば、山本五十六が大本営参謀辻政信により、陸軍の厳しい戦況を訴えられ、海軍の応援を約束する行で、「山本はハラハラと涙をこぼし」とある。普通なら、「山本はそれほど情に厚い将軍であった」となるだろうが、本書では、「これは本当かどうかわからない」と続くのである。 漫然と読んでいてはなんだかよくわからないのも、本書の特徴に一つであろう。つまり、読者に考える余地を与えてくれているのである。しっかり頭を働かせながら、深く読めば、山本五十六という「人間」を見つめ、歴史的にみてかれに良かった点、悪かった点を冷静に見つめることとなる。そして結局、「でもやはり、偉大は人物であった」ということになるのではなかろうか。これは、「海軍提督三部作」に共通して言える事である。 生きるとは何か、戦とは何か、組織とは何か、歴史的、大局的認識に基づいた判断とは何か・・・。考えずには居れない作品である。
阿川ヒロユキ最高
ぱらぱらと流し読みをしただけだけど、山本五十六の考え方にじー んと感動できる。冷静な目で戦争とは何か、軍隊とは何かを分析している。 つとにこの本に出会えていればよかった、と本心から思える。
|
関連商品
関連広告
|