ようこそ地球さん (新潮文庫)

- 新潮社 価格 ¥ 580
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ようこそ地球さん (新潮文庫)


新潮社

価格(new/used): 580 円 / 1 円 より
発売日: (1972-06) アマゾン売上ランキング: 100627 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 10件

きっかけ
 SFショートショート集。

 小説を好きになったきっかけがこの本でした。「殉教」の衝撃はいまでも覚えています。たぶん死ぬまで忘れません。
地球にいる人間はこんなヤツ
『ようこそ地球さん』です。42編収録のショートショート集ですが、本のタイトルになっている作品、いわゆる表題作はありません。
ショートショートとしては、長めの作品も短めの作品もあります。質としても、勿論玉石混淆はあります。王道ネタであるが故にオチが完全に読めてしまうケースも多々あります。考え方やネタに時代の変遷を感じることはありますが、「キレ」は失われていないのは確かです。
自由な柔軟な発想に風刺のスパイスを効かせれば、山椒は小粒でピリリと辛いわけです。
もし宇宙人に遭遇した時、地球人ってどんなヤツかを端的に説明したかったら、このショートショート集を読ませればいいかも、って感じです。
それくらいの卓越した人間観察です。
おもしろい
安価の割に内容は非常に充実してます。本嫌いの私でもすらすら読みきりました。お勧めします。
傑作が多い一冊
「ボッコちゃん」と並ぶ初期作品集だが、あまり評価がなされていないように思う。「処刑」「殉教」などは、その思弁の深さでカフカや安部公房の作品に並ぶ、あるいは手法の鮮やかさで勝るかも知れない。公式デヴュー作の「セキストラ」、習作時代の叙情的傑作「小さな十字架」など、心に残る傑作が多い。もっと読まれてしかるべきかと思う。
粒ぞろい
星新一得意のSFチックな作品を存分に楽しめます。短い文章の中に驚くほど緻密な構成。やられた!と思うこと間違いなしです。それがこれだけの数普通考え付くか・・・?全く素晴らしいの一言です。 個人的に「処刑」が傑作だと思いましたが、全てにおいて飽きさせることなく、ラストまで持っていってくれます。 星新一の頭の中に広がる宇宙の世界を体感してください。