奉教人の死 (新潮文庫)

- 新潮社 価格 ¥ 380
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奉教人の死 (新潮文庫)


新潮社

価格(new/used): 380 円 / 1 円 より
発売日: (1968-11) アマゾン売上ランキング: 74108 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 4件

どう解釈したらいいの?
芥川の作品には、しばしば 皮肉と純粋が同居するが
そこにキリストが混じることで
益々複雑で おもしろいものとなっているように思う。

「奉教人の死」「報恩記」がおもしろかった。
すげぇ生麦文学!
実験好き好き芥川の才気FULL活動な短編集っす!のっけから「煙草と悪魔」やられましたねぇ〜ぇぇぃ・・・所々入れる皮肉の毒味が堪らんっす!「神神の微笑」とか「おぎん」とか「奉教人の死」とか、このひと一作一作文体とか変えまくり変えまくりで、古典使ってRe-make/Re-model!遊びまくりな芥川やっぱ知的っててサイコサイコッすよ!
言葉使いに、びびらない。
表題作、最高に面白いです。
話の運び、特に伏線の張り方などは、圧巻。
文体、言葉使いなどは、最初とっつきにくいかも知れませんが、
それを補ってあまりある話の面白さがあります。
びびらずに読み進みましょう。
(教科書にも掲載されているので、そんなに難解ではないはず。)
仰天の結末に、天を仰ぎ見ること必至!

この作品を読むだけでも、かなり価値あると思います。

『報恩記』『おぎん』『おしの』も、面白かったです。
ちなみに文語体の作品は、私にはめちゃんこ難解でした・・・。

日本人とキリスト教との不思議な関係
芥川竜之介のキリシタン物と言われる、日本人とキリスト教の関係を扱った短篇集。その他の短篇集とは一味違った雰囲気があります。キリスト教徒と町人の娘の悲恋を扱った表題作を始め、悪魔を題材にした「るしへる」など、全体的に伝来期のキリスト教を日本人がどう吸収したか、という問題意識が読み取れます。中でも、「神神の微笑」という短篇では、「造り変える力」と評して、日本人が如何に異文化を取りこみ、アレンジしてしまうか、日本人の柔軟さと強さを描いています。

一部の作品は文語体でやや読みづらいですが、日本と西洋の関係を考える意味で、とても興味深い作品集です。