ケンブリッジ英英和辞典

投野 由紀夫 - 小学館 価格 ¥ 3,885
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ケンブリッジ英英和辞典

投野 由紀夫
小学館

価格(new/used): 3,885 円 / 2,499 円 より
発売日: (2004-02-22) アマゾン売上ランキング: 230166 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 11件

コンセプトのはっきりした辞書
よく比較される「ワードパワー」とも書店で見比べました。私の語学力は英英辞典を使用するには不安があり、だからといって全ての説明や例文を日本語に訳してもらうほどでもないというレベルなので、「ワードパワー」はやや煩わしく感じました。

この辞書を買う前には、「コンサイス英英辞典」を長年使っていました。これは非常にコンパクトでよい辞書です。ただ、語義の説明は単なる言い換えが多くて、やや分かりにくいのが欠点でした。それに比べると、さすがに「ケンブリッジ英英和辞典」は新しいだけあってか、説明は分かりやすく明解です。日本語は出しゃばらず、しかし、ツボはしっかり押さえています。

ただ、どうして薄い辞書用の紙で、コンパクトに造本できなかったのでしょうか。1000頁にも満たない辞書なのに分厚すぎるように感じます。英米で出版されている辞書を真似て、敢えて厚い紙で印刷したのでしょうか。確かにその方が英英辞典としての雰囲気は出ますが、実用上はどうかと思います。日本人の手には英和辞典や国語辞典の様なサイズと紙が馴染むように思いますが。

しかし、そんな欠点を補ってあまりあるほどの中味があるとよい辞書であることは確かです。何よりもコンセプトが明解なのがいい。世の中、こんなに多くの英語辞書がある中で、この辞書の存在する意義は十分あると思います。
私はこちらを買いました
英英和辞典に興味があったので、店頭でワードパワーとケンブリッジの英英和を見比べてみました。
ワードパワーは、ぱっと見は英和辞典のようですが、説明が全て二ヶ国語で書かれています。英和辞典と同じ感覚で使えるので、高校生ぐらいから使えるのではないでしょうか。
ケンブリッジは、ぱっと見は英英辞典のようです。見出し語の後に英文で説明が書かれていますが、その下の右端の方に青色で訳語が簡潔に書かれています。まず英文で説明を読んで最後に日本語で何と言うかが確認できます。
いくつかの単語を両方の辞書で引き比べて見ましたが、英文の説明の分かりやすさは、ほぼ互角の様に感じました。

ただ予想される欠点としては(辞書の、ではなく使う上での注意点として)
ワードパワーは、英語の説明のすぐ後に日本語の訳文が書かれているため、使っているうちに、英語の説明はざっと読み飛ばして、日本語訳の方で理解するという状態になる可能性もありそうです。
ケンブリッジの方は、説明を読もうと思うと英語しかないので嫌でも読むと思いますが、使う人の英語力によっては、説明が正確に読み取れず、理解が不十分になってしまう可能性はありそうです。

私は悩んだ末、ケンブリッジに決めました。自分のせっかちで面倒くさがりの性格では、きっと同じ説明を二ヶ国語では読まないだろうと思ったからです。
その方が勉強になるのは分かっていますが。。。
英英辞典導入への足掛かりとしては使いづらい辞典
英英和辞典がどのように利用されうるのかを考えた場合、(学習用)英英辞典導入への足掛かりとしての役割が大きいように思われます。
英英辞典が難しいという場合、語義の説明に使用される約2000〜3000語ほどの基本語彙についての語彙、語法知識の不足を意味します。
そのような知識不足によって他の英和辞典等を頻繁に孫引きしなければならないとすれば、検索や学習の効率は良いとは言えません。
英英和辞典を英英辞典導入への足掛かりと考えるならば、それは基本語彙の知識不足を補うものでなければならないはずです。
この英英和辞典には見出し語の訳語が簡潔に記されているだけで、語義の説明の和訳は記されていません。
つまりこの辞典は『語義の説明に使用される基本語彙の知識不足を補う』という英英和辞典に必要と思われる役割を果たしていません。
(これはもちろん英英和辞典を英英辞典導入への足掛かりとして考えた場合の話です。)
語義の説明が訳出されていれば、基本語彙を孫引きする事無く効率的に学習することが出来、またそれは英英辞典導入への良い準備となります。
そのような意味で、語の単なる訳語だけではなく語義の説明の和訳も記されたワードパワー英英和辞典の方が使いやすいと思われます。
親しみ易い
最近買いました、英英辞典の楽しさにハマり始めました。
有名な子供向けの、Scholastic Children's Dictionary に匹敵する簡単さでお勧めです。
訳語が付いた分、より易しいかもしれません。
語彙は少く、corpusってこの辞書の売り文句の単語を引いても出てこないレベルです。
page97の"brag"が"自爆"してるのが気になる位で、満足5つ星。
英英辞典に触れるなら
 英英和辞書は以下の2点において良い辞書だと思います。
(1)英英の「導入」に英英和
 英語に本格的に触れるなら英英辞典が必要だ、ということをよく耳にします。しかし、すぐに英和辞典から英英辞典に乗り換えることは難しく、やはり慣れが必要に思います。そうした英英辞典の導入にはまず英英和辞典から入るのが適していると思います。
(2)英英辞典の定義でよく分からないもの
 たとえば鳥の名前などは、英語の定義を読んだところで、どんな鳥かは分かりますが、それが日本語で言うどの鳥なのかは結びつきません。そうした場合、定義の最後にちょこっと単語で載っている訳語が役に立ちます。
 英英和辞典で代表的なものはワードパワーとこのケンブリッジがあげられます。違いは主に、定義を全て訳しているか(ワードパワー)、単語の訳だけにとどまったか(ケンブリッジ)、という点でしょう。わたしは後者のケンブリッジを選びました。実際に見てみてワードパワーの定義文全訳に若干うんざりしてしまったからです。英英辞典の定義は英語で読むからこそ意味があるように思います。そのヘルプとして単語の訳語があるケンブリッジを選びました(どちらを選ぶかはおそらく個人の好みでしょう)。