![]() |
受験のシンデレラ (小学館文庫 わ 8-... |
| - 小学館 価格 ¥ 540 | |
| home|書籍|CD|DVD|ゲーム|ソフトウェア|家電|キッチン|おもちゃ・趣味 |
![]() |
受験のシンデレラ (小学館文庫 わ 8-1)小学館 価格(new/used): 540 円 / 274 円 より 発売日: (2008-03-06) アマゾン売上ランキング: 33365 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 9件 学歴は成功への第一歩ではあるが和田秀樹の書いた小説ってのがちっちょっと引っかかった。 学歴主義で高学歴なのならなんでもうまくいくみたいな表現もなんだかな。 と、いうのも自分自身上級国立大学を卒業したにもかかわらずフリーターというか労働者階級なのである。 入学すればいいというものではなくその後、卒業ももちろん苦労する可能性があるし、就職活動も「東大」という肩書だけで一流のとこにいけるはずがない。 まぁ、最後に「これからがスタートだ」といったことは書かれてるけど 入学後は相当努力しないとただの落ちこぼれになる可能性だってあるということを書いてほしかった。 やや強引な展開が気になりますが和田秀樹さんの始めての映画監督作品を始めて小説として書いたもの。 どういう風に受験の話に持っていくのかな、と思っていたが、主人公の受験の神様(?)と少女との出会いが非常に強引。ラブホにお互い初めて行き、出会うというのはいかがか。また主人公は不治の病を抱えており、東大受験まで身が持たないとわかる、等々。 ドラマチックな展開のためには多少の不自然はしょうがないと割り切ったか。 受験の要領が93記されており、これはこれで有益だが。 小さな薔薇の誇りを胸に同名映画のノベライズ化です。 でも映画を見てないんです。 たぶん読み始めたら、タイトルから先の展開が見えてしまうでしょうね。 でも、読みやすくてあっという間に読み終えてしまいました。 どうだったかと言うと、結構面白かったです。 カリスマ受験セミナーの五十嵐、不遇な境遇の真紀。 結末は分かっている筈なのに、小さな希望と小さな感動を味わう事が出来ました。 映画を見なくても、きっと映画を見た気分になりますよ。 進路を考えている親子におすすめ以前読んだ「包帯クラブ」も進路を考えるには良い作品だったと思うが、 この「〜のシンデレラ」はズバリ受験をテーマにした作品として、たとえ 東大を目指していなくても、受験の意味を考えるうえで秀逸だ。 途中まで読んだところでストーリーは見えてしまうので、読み物としての 作品という観点では期待しない方が良いが、勉強の仕方や実在の教材を 紹介している点は参考になる。 ただ、この本を読んだり映画を見て優秀な受験生が増えたところで、筆者 が期待する格差縮小につながるかどうかはまた別問題だろうと思う。 大学受験を通じて、「生きる」ことの意味を知る!精神科医である和田秀樹氏はもちろん「小説家」ではない。ゆえに、本作品のストーリーは必ずしも迫真に満ちた文章で綴られているわけではないが、和田氏が本書を通して読者に伝えたかったことをある程度は鮮明に理解できたし、それなりの読み応えがあったと率直に感じている。 高校中退したとある女性(遠藤真紀)がふとしたきっかけで受験の神様(五十嵐)―彼はその時点ですでに癌を宣告されていた―との出会いから<東大合格>を勝ち取ってゆくという夢のようなシナリオではあるが、受験の方法論を説いているという単純な話ではないだろう。受験とは何であるのか、人生とは何であるのかを教えた五十嵐は、彼女の実際の合格を見届ける前に命尽きる。ストーリー的にはそうした設定のほうが「泣かせる」のかもしれないが、個人的には「先生、わたし合格したよ!」という生の声を聞かせてやりたかった。彼は彼女が合格することを固く「確信」し、彼自身が、自分の人生の最後を彼女のために捧げることができたことを心から感謝している、としてもである。合格者の氏名とともに添えられる真っ赤なバラを携えて入学式に臨む彼女の初々しい姿が自然と目に思い浮かぶ。 「合格はゴールではない。次のステージのスタートだ」(246頁)という五十嵐の最後の言葉には共感する。たしかに「合格」は明確な目標だが、合格後も長い人生は続いてゆく。人生の<処世訓>を教えられた彼女はきっと逞しく生きてゆくだろう。たどたどしい二人の関係が<東大合格>という目的に向かって次第に打ち解けていく展開構成はやはり印象深いものがある。人生においてやはり「人との出会い」が本当に重要なのであるとあらためて感じる。本文のなかで特に目に留まった文章は、「受験の本当の意味のプロは受験生自身なんだ」(162頁)という五十嵐のセリフだろうか。是非とも上映作品を観てみたい。「生きる」という意味を知るためにも・・・。 |