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間宮兄弟 (小学館文庫 え 4-1) |
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間宮兄弟 (小学館文庫 え 4-1)小学館 価格(new/used): 580 円 / 1 円 より 発売日: (2007-11-06) アマゾン売上ランキング: 65748 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 13件 絵國香織が嫌いでも…映画から入ったのですが、面白い。 原作は原作の良さがでています。 絵國香織の「神様のボート」を5回読んで、5回とも挫折したので、あぁ〜この先絵國香織の本を読むことは無いだろなぁ〜と思っていた… そんなうちでさえ!! 一気に最後まで読みました。 疲れているけど、軽い気持ちで本が読みたいと言う そこのアナタ!! さぁ〜 この本を手に取って読んでみましょう。 やっぱり江國香織作品☆間宮明信と徹信兄弟の恋愛と日常の物語。ふたりは一見オタク風な感じ。恋愛経験も乏しく初体験は風俗とぃぅモテないっぷり!でもだからと言って『汚い』トカ、『みすぼらしい』わけではなくそれぞれに意志の固いところはあってだんだんと読者である私が惹かれていく。ただの兄弟愛を書いただけの作品ではなぃし、ただの恋愛小説でもなぃ。ありふれた日常の、でもチョット見逃せない描写がステキ!最初は間宮兄弟に距離をとろぅとした私ですが、最後には間宮兄弟の物語まだ終わって欲しくないと思ってました。ますます江國香織が好きになりました(*゚▽゚*) 映画とは異なる側面を楽しむことができる。雑誌「女性セブン」に半年に渡って連載され、2004年に単行本にまとめられた小説の文庫版。東京のマンションに男2人で暮らす30代独身モテないブラザーズの間宮兄弟と、彼らと関わることになってしまった人々に起きる、半年間の出来事を坦々と描く。 映画『間宮兄弟』(森田芳光監督 2006年)の原作。映画の雰囲気がわりと好きだったので、原作を読んでみようという気になった。読んでみて、映画が小説の雰囲気をうまく再現することに成功していることがわかった。また、単に「再現」したというよりも、原作よりもテンポも良いし、うまく笑いの要素も盛り込んでいて、映画の方がエンターテイメント作品としては1枚上手だと思う(そもそもこの小説は「エンターテイメント作品」ではないのだと思うが)。 では、映画よりツマラなかった、という評価になるのかというと、そういうわけでもなくて、映画とは異なる側面を楽しむことができた。小説では、映画ではわからなかったような、その場面その場面での兄弟の心情が文章によって記述されている。逆に言うと、映画では兄弟の心情そのものを直接描写することができないため、コメディ色を強めざるを得なかった、ということなのかもしれない。また、映画では2人は「似た者同士」といった雰囲気だったが、兄弟には様々な(ときには正反対の)相違点があって、兄弟の対比が小説の1つの大きな軸になっている。兄弟それぞれ趣味も考え方も違う、というところから、互いを思いやる兄弟愛が自然に描かれている。 兄弟の感じている、世の中に対する居心地の悪さは、映画より強めに描かれている。でも、彼らには彼らのスタイルというものがあって、別にそれでいいんじゃないの、という話。映画ほど「ほのぼの」テイストの小説ではないけれど、思わずクックッと漏らしてしまうような記述に何度も出会った。江國香織ファン以外の読者も楽しんで読めると思う。 こんな兄弟の関係もいいかな?仲の良い間宮兄弟。 三十を過ぎても二人で一緒に野球のスコアをつけ、ビデオで映画を見、ゲームを楽しんでいます。 彼らにとっての小宇宙が、そこにはあります。 彼らは、時々外の世界に希望を持って目をやります。 カレー大会、花火大会を催し、女性を迎えます。それなりに良い雰囲気は出来ます。彼女らは、彼らに優しさを感じ、安心感や癒しを感じます。でも、彼らを恋人としては捉えられません。 間宮兄弟の方も、もう一つ押してゆくことが出来ません。彼女らと彼らでは、世代が違っているのかも知れません。 終わり近くに、本間姉妹が語り合う場面があります。 直美「私たち、こんな風に二人でお買物して、ぶらぶら散歩したりできるのっていまだけかもしれないわね」 夕美「何言ってんの?そんなことあるわけないじゃん」「だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでいるじゃん」 二人の会話は、間宮兄弟のような関係にある種の憧れのようなものを感じながら、そうならないどろうと解っているようです。 間宮兄弟は、再び、二人だけの世界に戻っていきます。 非常に読みやすい文体で、仲の良い兄弟の関係が淡々と語られており、丁度二人の生き方のような気がしました。こんな兄弟の関係もいいな。 なぜか癒される不思議な作品。なぜか癒し効果を持った不思議な作品。 映画を観た後に原作の方を読ませてもらったんですが 原作も映画と同じでなんとも不思議な間宮兄弟ワールドが展開されていて 楽しく読めました。 世間と歩調を合わせ、その中で勝利を収めることが幸せになる道だと考えられている社会で 間宮兄弟のように自分のペースで生きることも悪くはないんじゃないか、 間宮兄弟のように生きる事こそもしかしたら幸せになる道ではないかとさえ感じました。 それにしても日常生活にこのゆるさというか鈍感さみたいなものを持つっていうことは 大変に難しい事ではないのかとも思いました。 でも、こんな生活もいいよなー。 |