冒険少年 (ビッグコミックススペシャル)

- 小学館 価格 ¥ 1,100
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冒険少年 (ビッグコミックススペシャル)


小学館

価格(new/used): 1,100 円 / 370 円 より
発売日: (2006-08) アマゾン売上ランキング: -- 位
コミック / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 4件

珠玉の7編。
本書は7作品からなる短編集です。

あだち充と言えば野球やボクシング、水泳などスポーツの世界を題材にすることが多いですが本書は「冒険少年」というタイトルが示す通り、少年時代の忘れかけていた想いをファンタジックな演出で思い出させてくれます。

幽霊やタイムスリップなど非現実的な演出は「タッチ」や「ラフ」「みゆき」に代表されるあだち作品にはほとんど(まったく?)見られなかっただけに、少し面食らった反面、新たなあだち充の魅力を示してくれました。

どの作品もあだち充の特徴である「作品の持つあたたかさ」に溢れていて、また大抵の作品にはあだち充流の「オチ」もあって「あだち充」らしさを堪能することが出来ました。

あだち作品を知らない方にも「入門」としてお勧め出来る充実の短編集だと思います。
ハートウォーミング
買ってよかったと素直に思える本でした。
あだち充さんといえば野球ものの少年漫画、というイメージが強いですが、
この本はそれとは違った感動があります。
ヒーローになる限られた少年たちではなく、
普通に生きる普通の大人の、少し不思議で、切ない物語を描いたところに
この本のよさが詰まっていると思います。
個人的に大人で居ることに少し疲れたひとにおすすめです。
気持ちよいノスタルジアに浸れます。
なんかほっとする…
あだち充さんの作品だなぁと痛感してしまう作品です。
ありがちといえばありがちな、絶対ありえないといえば
絶対ありえない展開だらけです。
でもなんか納得してほっとできるお話です。
ちょっと『あの頃』の自分に逢いたいような気分の時に
呼んでみてください!!

蛇足ですが、第3話の「ヒーロー」に出てくる専務の息子
(彼はこの話の脇役です。いい人なんですけど…)が
み〜んなの前で交際宣言するところはかなり笑えました。
実際にいたらひきます。この本を手にとる機会がありましたら
彼を見てみてください!! ちょいウザです(^O^)
あだち充さんの深さ
ビックコミックに不定期連載されていたとあって、主人公が大人という部分がとても新鮮です。読んでいる間はグイグイと世界に引き込まれ、独特のミステリアスな空間を覚えました。読んだ後の清涼感はやはりこの方の才能が際立っているのでしょう。本当にすっきりと、少し切ない気持ちになれます。

個人的な意見ですが最後の話は特に秀逸です。