とめはねっ! 鈴里高校書道部 2 (2)...

- 小学館 価格 ¥ 530
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とめはねっ! 鈴里高校書道部 2 (2) (ヤングサンデーコミックス)


小学館

価格(new/used): 530 円 / 200 円 より
発売日: (2007-10-05) アマゾン売上ランキング: -- 位
コミック / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 7件

素材の料理が見事!
もとより隙というか、卒のないマンガを描く人だなあ、という思いがあったけれど、
二巻でさらにううん、と唸らされた。
面白いなあ。

キャラクター一人一人の考え方、感じ方、思惑が違うのは、当たり前でもそれを成立させた作劇は難しいもの。
それを不自然さを出さず、しっかりとやっている。
この巻のエピソードである「母」の字や、パフォーマンスに対するリアクション等にそれは現れており、
イベントによってキャラの個性をしっかり印象付けている。
これがまた以降のエピソードのフリになる、という作劇は見事。

ともすればすぐに空気に溶け込んでしまいそうな大江も、内にあるものや背景を魅せることで、
主人公として安心して見守っていられる人物になっている。
一方でいかにもマンガっぽい暴走を続ける望月さんや先輩達もキャラが立っており、話が良く動くので見ていて飽きもこない。

そして何より、マンガではあまり着目されない箇所かもしれないが、この作者さんはキャラの普段着というものを大事に描いてる点がすばらしい。
マンガマンガした、実際には浮いてしまうような服でなく、キャラの性格にも即していて、とても自然。

書道というモチーフの珍しさだけには止まらない面白さがある。
お勧めですよ。
荒削りな、原石。磨きようがあるというものです。
よい漫画というのは、じっとしていても噂に聞こえてくるようです。NHKの番組で紹介されたのと、ところどころでおススメと言われるので買いました。帯ギュの保奈美と桜子の合体したようなヒロイン望月結希。赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島からの帰国子女、大江縁。今までにない書道まんがをとりあげ、河合センセらしいチープなギャグ(ブラック日野ちゃん)とか散りばめながらの青春アミーゴ。大人になってから字が上手なひとに出会うとどうしても一目置いてしまいます。文字には言葉と同じように人間性がよく現れるのかも知れませんね。

その点、若い由希や縁たちは荒削りな、原石。磨きようがあるというものです。そこに着目した物語が斬新かつ、好意的に受け取られているようです。

 2巻がなかなか手に入らなくて苦労しました。まだまだ始まったばかりですがドラマなどにしやすい素材かも知れませんのでこれからますます注目を浴びるかもしれませんね。2008年は「とめはね!」快進撃の年になりそうです。
コスプレしておもしろく、歌詞を書いてまたおもしろい。それなら絶対にウケる!
 双子の姉日野ひろみが書道部の部長をしている鈴里高校と
妹日野よしみが部長をしている鵠沼学園。
 2巻では二つの書道部が競い合う場面が出てきてお話が盛り上がります。
 「母」の一字を部員一人一画担当し書き上げる。
 駅前で揮毫のパフォーマンスでいかに見物客を沸かせるか。
 
「勝負」と聞いて、柔道部かけもちの望月は目を輝かせ、加茂と三輪の両先輩がおおはりきり。
 結果パフォーマンスは大成功、みごと駅前の観客を沸かせます。

 室内で練習しているイメージの書道を
 動きのあるマンガにして、笑わせてくれるなんてスゴイなと感心しました。
 相変わらず望月に片思いして、もじもじしている大江。
 まじめに練習をして上達していく大江を、ライバルとして闘志を燃やす当の望月。
 学園ドラマらしいエピソードを盛り込んでお話が展開していきます。
 おもしろいマンガです。 
地味なのですが興味深いという不思議なマンガ
今巻の重要な漢字「母」がカバー表紙。
書道部の対戦勃発。
だが、それは双子の部長の姉妹ケンカの延長だった。

だが、パフォーマンス対決部分よりも
後半部分の筆選びの方が興味深く読めた。

地味なんだが続きが気になる。
光る脇役、萌える展開、そしてキャラの立ってきた望月さん。
『とめはねっ!』待望の二巻も一巻同様の面白さ。
本作では鈴里高校書道部部長ひろみの双子の妹よしみ(鵠沼学園書道部部長)との対決が見所。
「よしみ」が「ひろみ」に一方的に対抗意識を燃やし、両校書道部同士の書道対決、そしてその後の展開へ続いていきます。

部活をテーマにした作品の場合、運動系なら試合が山場。
文化系でも、ブラバン・合唱などは皆で合わせなければならないので、部員同士の諍い、
それを乗り越えての友情などが見せ場になると思います。
一方書道は、と言うと結局個人個人が黙々と書いている、という印象が強いです。
登場人物の一人、書道界の大御所も作中で「書道は別に競争するものではない」「書は元来個人のもの」と言いつつも
対決、団体戦という山場を作ったことが、書道をテーマにしながらも
本作をエンターテインメント性豊かな作品にしているのではないでしょうか。

ただ揮毫パフォーマンスについては、書道経験があっても今は筆を持つことの無い私のような人間が見ると
斬新で、面白く見えますが、真剣に書道に取り組んでいる方にはもしかすると不愉快に映るかもしれません。
書道というマンガとしてはとっつきにくいテーマで勝負する以上、読者の目を引く場面がどうしても必要。
その結果がこのパフォーマンスのエピソードだと思いますが、今後もこのパフォーマンスのような奇策で楽しませてくれるのか、
それとも何か他の手法で奥深い書道の世界を描くのか、今後が楽しみ。

二巻では、主人公・縁の破天荒な父、縁そっくりな祖母、偏屈な筆屋の主人も登場。
脇役の個性が光り、書道に興味が無い方でも思わず笑えるシーンが満載。
勿論、鈴里高校書道部部員の面白さも健在。そんなに多くはないものの、部長ひろみの天然っぷりはツボにはまる面白さ。
そして望月さんのキャラも覚醒の感があります。
ある時は対決に燃える熱い女、ある時は中年を守る正義の味方、そしてまたある時は初恋の思い出を語る女子高生、
と実に様々な表情を見せてくれます。
しかもいつも一生懸命。
望月さんの生き生きとした表情を見ているだけでも全く飽きないです。

軽〜い書道うんちくも随所にちりばめられ、雑学好きにもオススメの一冊。
年賀状の季節に向け、一度は筆を取って何か書いてみたくなる、そんな作品になっています。