クロスゲーム (6) (少年サンデーコミ...

- 小学館 価格 ¥ 410
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クロスゲーム (6) (少年サンデーコミックス)


小学館

価格(new/used): 410 円 / 1 円 より
発売日: (2006-12-16) アマゾン売上ランキング: -- 位
コミック / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件

プレハブ組の巻き返し始まる
この六巻で東の兄ちゃん登場。そのあまりにも明るいキャラ設定と、東の練習をのぞきに来たときにボールを握った瞬間見せた表情のギャップからして「きっと何かが、何かが隠されているぅっ!!」とあだち充ファンは思わずに入れないのではあるが、この巻ではおあずけ。

この六巻では、死んだ若葉を未だに「ワカちゃん」と慕って止まない青葉の人物像が明らかになってくる。あだちマンガに限らず、同性である姉をここまで慕う少女像はあまり見ない。

死んだはずの若葉は、心残りという形で光たちの中で生きている。突然の死なんだから、しかたないのだけれど、心残りはどうしても生まれる。しかしその心残りがあるから、今の光は野球をしているともいえるのだ。
青葉にとっては心残りは、最後まで若葉を光から奪い返せなかったことだろう。若葉は死ぬまで、光を好きでいた。全く同じ日に生まれたという、あまりにも出来すぎた運命で10歳あまりにして2人は完璧なカップルだった。その2人の間に、青葉が割ってはいる余地はなかったのだ。それだけに、青葉は光にお姉ちゃんをとられたという気持ち強い。彼女にとって光とは許せない男である。

しかしそれと同時に光は、若葉が認めたただ一人の男でもある。
青葉にとって若葉は、男勝りにしか振舞えない自分からすれば、小学五年生の時点で女としても完璧であった(ちなみにモテの文脈で言えば青葉自身も相当モテているのではあるが)。だから、とっくの昔に年齢では追い抜かしてしまったのだが、青葉の心の中で若葉は今でも、「何でもこなせる頼れるお姉ちゃん」のままで存在する。それは、母を早くに亡くした彼女であれば、なお更だろう。そんな姉の若葉が、死ぬときまでその才能を信じて疑わなかった相手、それこそが光だったのである。

許せない相手ではあるけれども、あの若葉の唯一認めた男、それが光なのである。青葉にとって光はアンビバレントな感情を持たざる得ない男となる。
光を認めたくないという自分の感情が若葉の評価に追いつくとき、はたして青葉は若葉のように光を好きになるのだろうか?
一軍との再試合始まる!
 収録内容
第2部
第41話 上等上等!
 星秀学園野球部一軍、夏の最後の試合、応援席に現れたのは・・・
第42話 何点?
 夏8月、青葉にかかるデートの誘い、そして一葉のもとにはあの男が・・・
第43話 生意気な一年坊主
 青葉の着替えを届けに行ったコウ、そこで思い出されたのは・・・(切ない思い出)
第44話 何様かね?
 練習試合に出かけるプレハブ組、そんな彼らに教頭は・・・
第45話 兄ちゃん
 監督のクビをかけた一軍との再試合、そして一人練習する東のもとに・・・
第46話 中学生?
 三年生の抜けた穴にプレハブ組の応援に入ったのは・・・
第47話 東純平
 コウの球を思い出しバッティングセンターで打っていた青葉の前に・・・
第48話 緊張するなァ
 遂に迎えた一軍との再試合の朝、コウは・・・
第49話 理事長!?
 遂に始まる再試合、三連打を浴びたコウだったが・・・
第50話 知るわけないだろう
 プレハブ組が6敗した相手校の正体は・・・

 遂に甲子園へ向けての第一歩を踏み出したプレハブ組、東が仲間になるのはいつの日か・・・
 ところどころに若葉とのせつない思い出が入るのが今までの作品との違いですね。(あ、でもタッチの和也もそうか・・・)
展開は遅め
かなりゆっくりとした展開にも思えますが、青葉が高校に進学してからが本番といった感じでしょうか。それにしても紅葉は可愛いですね(笑)あんな達者な子ども(妹)が欲しいです。