ねじれ 医療の光と影を越えて

- 集英社 価格 ¥ 1,680
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ねじれ 医療の光と影を越えて


集英社

価格(new/used): 1,680 円 / 730 円 より
発売日: (2008-05-01) アマゾン売上ランキング: 29896 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 2件

相互理解への第一歩
ここに取り上げられた事実は、単なる医療者のミスでもなく、
被害者の告発でもありません。
医療者側も被害者側も相互に苦しみ、悩み、個人を超えた
システムに問題があることに気づき、歩み始めようとする
物語です。その意味で、確かな希望の光が見えることに
読後救われる思いがします。
ただ、多くのケースを取り上げたために、軸となる人物や
その周辺の人物の心情の変化の描写が少し粗い印象を
持ちました。優れたノンフィクションだけに残念です。
確かに医療現場は大変です。
第5回開高健ノンフィクション賞受賞作。
医療過誤の現場を、患者サイド・病院サイド、両方からの視点で追って行く。
先行する鈴木敦秋著「小児救急」等と重なる題材があるが、先行書以上のものに欠ける。
又、明らかに著者の思い込みによる記述が何箇所かある。
利益のための検査?(p74)、一医師夫人の言葉に普遍性?(p127)、医学生は偏差値のみ?(p258)など。
医師に記述のチェックを依頼していれば、もっと正確なものになっていたものと惜しまれます。

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