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映画篇 |
| - 集英社 価格 ¥ 1,470 | |
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映画篇集英社 価格(new/used): 1,470 円 / 696 円 より 発売日: (2007-07) アマゾン売上ランキング: 30080 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 20件 一夏の一冊に映画好きや、映画に憧れる人、映画を見た時の思い出等、5つのエピソードでまとめられた作品。どこの町かは明かされないが1つの区民会館とビデオレンタルショップが共通の舞台として描かれ僅かなオムニバス作品となっている。苦しく切ない話から心暖まる話まで幅広く一夏の一冊にちょうどいいかもしれない。 年配の人が共感してくれそう「映画」には、作品としての良し悪しと共に、「この映画を観た時、こんなことがあった」という自身の思い出とセットにして記憶することで得られるものがあります。 「流行歌」にも似たような効果があり、その映画(歌)を再度観た際、「ああ、あの時は・・・」と蘇ってくるのです。 この作品は、まさに登場人物が「思い出の中の映画」を追体験する物語です。 映画に思い出を持っている人は共感できると思います。 特に映画館に行かないと映画を観ることができなかった年配の人が読むと共感するところが大きいんではないでしょうか? 金城作品の読者は若者が多いと思いますが、是非、お父さん、お母さんにプレゼントしてあげて欲しい作品です。 星を五つではなく、四つとしたのは、「金城さん、新しい方向に進もうとしているんではないか?」という感じがするから。 次の作品を読んでみると、評価をあげるかも・・・ 湘南ダディは読みました。おしゃれなタイトルでおしゃれな構成の作品です。映画篇なのですが登場する5つのタイトルについて映画好きの薀蓄が語られる本ではありません。5篇の短編がそのタイトルあるいはその映画作品の内容にどこか遠くですこしずつ関係していて、5篇の登場人物たちはお互いには全く係わり合いはないのに、本人達も気がつかないままそれぞれの人生がわずかな時間交差するという構成になっています。 5篇の内容は、作者のやや自伝的な色彩の濃い「太陽がいっぱい」、連れ合いに自殺された女性がレンタルビデオショップの映画好き青年により立ち直る「ドラゴン怒りの鉄拳」、高校2年の男女子生徒が女子生徒の父親から金を奪って逃亡する「恋のためらい」、孤独な小学生がハーレーに乗った謎の中年女とすごす半日を描いたミステリー仕立ての「ペイルライダー」ですが、なんといっても良いのは最後の「愛の泉」です。最愛のおじいちゃんを亡くしてすっかり元気がなくなったおばあちゃんを1周忌に集まった孫達が、おばあちゃんがおじいちゃんとはじめて二人だけでみた思い出の「ローマの休日」を映画館のような広い場所でみせてやろうと頑張るお話です。優しい心根をもって登場する若者達がみな生き生きとしています。結局映画館を借り切ることは無理で、営業行為でなければよいという公民館で「ローマの休日」が上映されるのですが、実は前4篇の登場人物たちもそれぞれの物語の必然性のなかでこの公民館の観客になっているのです。 「愛の泉」を除けば短編小説としてはイマイチのような気がしますが、この構成のおシャレさはなかなかです。映画篇の篇の字を作者はあえて使っていますが、例えば人生には青春篇とか健康篇など様々な篇があるのですが、考えてみると確かに私の過ごしてきた時代の時間のなかでは映画というのは篇という字がつけられてもよいほど結構、ウェイトの大きな要因であったなという感傷がありました 人生における指南書。ぎゃっ。アッパーパンチを喰らうぐらい痛快な作品にノックアウトします。 5つの異なる「映画」を軸にしたストーリーがリンクしあいながら、各々のヒーローが復讐劇や悪党退治をしてくれます。読み終えた時には爽快な風がココロを吹き抜けます。 人生のなかで出会っておくべき1冊だと思います。 すごくよい!金城さんの本は「GO」しか読んだことがありませんでしたが、 これは時間が「GO」から時間が経っていることもあり、 帯で「最高傑作」というのもうなづける内容です。 最初の話しからして、いい意味で裏切られる結末だったし、 全体的に勧善懲悪、水戸黄門を見ているようで、 中学生にも勧めたいような内容です。 とにかく面白い。 極上のエンターテインメント。 でも、ちゃんと考えさせたり、ドキリとする言葉があったりする。 映画が好きな方にももってこいの小説。 あちらこちらで登場人物がリンクしているのを見つけるのも またひとつの喜び。 とにかくオススメです。 ぜひ手にとってみてください。 いろいろな人に勧めていますが、みな 「面白かった!」「読んでよかった!」と勧めたことを 感謝されます。 |