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プリズンホテル〈2〉秋 (集英社文庫) |
| - 集英社 価格 ¥ 760 | |
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プリズンホテル〈2〉秋 (集英社文庫)集英社 価格(new/used): 760 円 / 132 円 より 発売日: (2001-07) アマゾン売上ランキング: 8182 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 11件 更なる奇想天外な設定で笑って泣かせる傑作シリーズ第二作。シリーズの中で最長を誇ると共に、奇想天外な設定で大いに笑わせてくれる。笑いと共に泣かせ所を心得ているのは、浅田氏ならではであろう。最終巻(春)の結末以外は浅田氏特有の"あざとさ"がないので素直に楽しめる。 ヤクザが任侠専用ホテルを経営すると言う設定自身が奇想天外なのだが、今回は馴染みの任侠一家と共に、警察署の一行も同泊すると言う設定で笑いを飛躍させる。この対応に右往左往する従業員の姿がオカシミを誘うが、支配人花沢は相変わらず毅然とし、若頭の黒田の渋さも相変わらず。従業員のうち、アニタなど外国人は平然としていて、当然とは言え、皮肉が効いている。一見、荒っぽい設定の中で、登場人物一人々々に細かい気配りをしているのだ。そして、互いに相手に気付いた警察署一行とヤクザ一家の振舞いも抱腹絶倒。警察組織とヤクザの組織の体質が似ている事への痛烈な風刺が効いている。サブ・ストーリーで語られる元アイドルと愛人の話は泣かせるもので、物語にアクセントを付けている。私がシリーズの主人公と思っているエキセントリックな小説家木戸は本作では影が薄いが、やはり木戸とその愛人の清子、そして叔父でホテルのオーナーの大親分仲蔵と木戸の母。この四人の関係がシリーズの主旋律を奏でている事が窺える。 全体の構想がズバ抜けている上に、木戸や花沢の性格設定、登場人物間の錯綜した関係、客達の秘められた事情、小刻みなギャグの連発によって無条件に楽しめる娯楽小説になっている。特に本作は警察署一行の来泊と言うトンデモナイ設定を加え、ずば抜けた面白さを誇るエンターテインメントの傑作。 傑作シリーズものはとかく2作品目が1作品に比べ面白さがダウンするものであるが、本作品は前作品並もしくはそれ以上の面白さ。 やくざと警察がプリズンホテルで隣り合わせて宴会してしまうという発想はかなり面白い。 ボリュームがあるが短編集のような構成になっているため、途中で読むのを中断し数日後再び続きを読み出しても問題ない点が良い。 途中で挫折のない作品です。 シリーズ3作目となる「プリズンホテル3 秋」を早速読み始めた。 パワーダウン、さびしい。夏から始まったこのシリーズの第2段。 警察とやくざの微妙な接点は、作者の実体験によるのかもしれないが、この作者には「きんぴか」と言うこの問題を扱った完璧な作品が存在するのであるから、それを読んでる人間には、二番煎じ、、三番煎じとしか思えない。 非日常を日常に取り込む稀代の話術氏も、同じ題材で何度も、同じ話を作り替えるには、無理があったようである。 残念だ。 前作以上にパワーアップ。出だしがやや低調だったのですが、すぐに前作以上にパワーアップされたプリズンホテルが登場します。警察とやくざが隣りあわせで宴会を始めるという凄い設定ですが、著者が実際に見聞したことをベースにしていると思います。「極道放浪記」にそのエピソードが書かれていますので関心のある方はそちらもお読みになるとよいと思います。これにうらぶれた元アイドル歌手がからみ大団円を迎えます。面白いです。因みに、秋は第二巻にあたります。冬〜春と続きますのでお間違いの無いように。 とにかくおもしろいです!以前から気になっていた本だけど、チラッと読んでみると男が暴力を振るうシーンが・・・結局毎回購入を断念していた私。 本当に思い切って購入してよかったです! 暴力をふるうのには不幸な生い立ちのせいもありますが、それに同意する必要は考えなくていいでしょう。同情も同じく。 個性豊かな登場人物のおりなすドタバタ劇を素直に楽しむべき。あり得ないことが多いのでさえ美点です。 ぶっとんだ男性小説家が主人公ですが、やっぱり浅田さんも・・・なんて考えるのも楽しい。オススメの本です。 |