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いくつもの週末 (集英社文庫)
江國 香織
集英社
価格(new/used):
440 円 /
1 円 より
発売日:
(2001-05)
アマゾン売上ランキング:
56734 位 文庫 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 27件
男性には全く理解できない女性像
女性を対象にして書かれた本ですね。
男性の私には、とても読むのが辛い本です。
全体に何をいいたいのかがわからない。
ひまつぶしのおしゃべりを聞かされている気分。
男性と女性のものの考え方の違いを、如実に感じました。
この本を「夫に読ませたい」とした女性のレビューがありましたが、
やめたほうが賢明です。
男性にとっては、「つまらないこだわり」にしか思えないことがら。
それを大切にしたいのならすればいいのだけれども、
全体に、この作者は夫に依存しているから、どこか遠慮している。
依存していることをしっかり認識しているのだから、
遠慮などしなければいいのに。
すごく気持ち悪いです。
自分のやりたいことをやらないいいわけを作っている。
同時に、依存することのいいわけも作っている。
ただ☆一つにせずに二つにしたのは、
やはり、こういうことはありがちなんでしょう。
それをわからせてくれるから価値がある本です。
文体はあまりうつくしくない。
形容詞の類いを、特に固有名詞をまじえて、なにかを説明するやり方が、
あまりに直接的すぎるので、やすっぽいし、本当のところなにをいいたいのかは、わからない。
いろいろ引用があるけれども、効果的ではない。
何度読み返しても・・・
何度読み返しても、新らしい文章を見つけ、新たな美しさと怖さを感じることができるエッセイ集。
夫婦の間には実は深い溝がある。きっと本当はその溝が、恋の源であり諍いの源であり、つまりは
緊張した関係の源である。普通の夫婦はその溝を見つめ続けることができなくて、忘れたフリをして
いる。そして少しずつ弛緩した関係に移っていく。
この本では作家である江國さんの鋭敏な神経がその「溝」を美しく、また恐ろしく描き出し、思い出さ
せてくれる。
特に日本人は、素敵な夫婦でいるために、たま〜にこの本を読んで「夫婦の溝」を思い出すといいと
思います。
60歳、70歳になっても瑞々しい夫婦であるためには、この「溝」をきちんとメンテナンスしておくことが
大切なのではないかしら?
目からうろこの結婚観。
江國香織が、結婚生活について書いたエッセイ。
元々彼女の本は結構好きで色々読んでいたのですが、彼女の文章の魅力を強く実感した一冊かもしれません。
小説家の彼女と、サラリーマンの夫。
生活も価値観も正反対で、江國さんは「お互いが相手のやり方を馬鹿げていると思っているのだ」と言う。
じゃあどうして結婚したんだろう?と思うような二人だけれど、
江國さんの生活は彼と暮らす事で色付く。
大好きで大好きで、週末はずっと彼と一緒について回る。
だからこそ、「毎日が週末だと自分は疲れてしまうだろう」と。
すごい、と思った。
今まで結婚は価値観の合う二人がするのだとばかり思っていたから。
でも、この夫婦はお互いが『違う』ことによって成り立っているのかもしれないし、
違うことを否定せずにそのまま受け入れているから上手くいってるのかもしれない。
上手く言えないのだけど…江國香織の“青い炎”のような静かな情熱を、冷静に受け流してくれる夫。
そして、流してもらうことで「たいしたことではないんだ」と心からほっとする妻。
静かに夫を愛していて、同じくらい理解できなくて、でもそばにいる。
そういう生活もありなんだなあって目からうろこでした。
いくつもの週末を過ごし
夫婦になり
またいくつもの週末を過ごす
江國さんと旦那さんの夫婦のエッセイ集
一生離れられない人を見つけ、一緒になり
素敵な風景、美味しいもの、空間を共有しつつも
一つになれない、満足できないもどかしさを感じるが
あっとうてきに、『一人より二人のほうがいいな!』
と思ってしまう1冊です
江國さんの本の中でこれが一番好き
数ある江國さんの本を読んでいますが
やっぱりこの本が一番好き。
作品とは違った文体、これがまた新鮮。
自分が想像していた彼女とはまた違った一面を
垣間見れたような気がして、なぜか嬉しくなりました。
結婚する前に読んだときは、結婚ってこんな感じなの?という感想でしたが
結婚してから読み直すと、そう!そう!と同感してしまうところもあって
笑えました^^
ずっと好きな本であり続けると思える一冊です。
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