黒笑小説 (集英社文庫 ひ 15-8)

- 集英社 価格 ¥ 580
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
黒笑小説 (集英社文庫 ひ 15-8)


集英社

価格(new/used): 580 円 / 420 円 より
発売日: (2008-04) アマゾン売上ランキング: 572 位
文庫 / 通常4~5日以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 9件

会社でバカ受け
インポグラを、会社の弁当を食いながら話題にしたらバカ受け!
みんな、飯が食えなくなるほど、笑い転げ、笑いすぎて
腹が痛くなるほど、話した俺まで、腹が痛くなって、
日本は、平和だーなーなんて言う始末。
平和ではないのに、そんな言葉が出てしまうほど、面白い!
おもしろい
 東野圭吾の短編集大好きです。ミステリーを書く東野圭吾とユーモアを書く東野圭吾が世の中には二人いるのか?と思ってしまうくらいギャップがある。 特に『臨界家族』がおススメです。
まさにブラックな笑い。
「黒笑」タイトルそのまま、ブラックな笑いがちりばめられています。

個人的には、子供をターゲットにした玩具業界の企みを拒みつつも、
結局は玩具メーカーの企みにハマっていってしまう「臨界家族」。
女の見栄とそれによって良い様に踊らされてしまう、お人好しの男性を
風刺した「ストーカー入門」が好きです。

他にもいろいろありますが、どの作品も短いながらに濃い「黒笑」が盛りだくさん。
「爆笑」はしなくても、思わず「ニヤリ」としてしまいます。

東野氏の「白夜行」や「さまよえる刃」などの重い作品の後の毒消しに最適です。

いろんな種類の笑いを味わえた
 一篇、20〜30ページの短編集。
 さまざまな種類の笑いが詰まった小説だ。
 
 条件設定だけで笑ってしまった「巨乳妄想症候群」。
 
 笑いながらも感心してしまった。アイデア商品の
アイデアをさらに活かしたアイデア商品を作ってしま
う「インポグラ」。

 男性ならだれしも笑える「モテモテスプレー」。
 
 笑いながらも男性ってつらいな〜としんみりしてし
まった「ストーカー入門」。

 小さい子どもを持つ親なら必ず共感する「臨界家族」。

 個人的には、最初の4篇が一番笑えた。
 この4篇だけ、関連性をもった内容で、売れない小説家と
新人賞をとった小説家をテーマにした小説だ。

 誰しもがもつ内心と外向きの顔のギャップ。それが見事に
描かれていて、自分も同じだと思いながらも笑いが抑えきれ
なかった「もうひとつの助走」。

 ラストでは、思わずうなってしまった。そして、あとから
笑いがこみあげてきた「選考会」。

 ちょっと気持ちがへこんだときには、20〜30分この本を
手にしてみれば、少しは元気になるかも。
ブラック
予め知っておいた方が良い事として、この本は笑える様な話はあまりない、って事です。

作者が息抜きで書いた様な短編集だけど、最初が小説の賞レース関連の話で、後半はバラバラに短編が収録されています。

短い事もあって読みやすいし、テーマも楽しいモノばかりでサラッと読めます。
東野圭吾の作品は悪く言えば「重たいモノ」が多いので、こういった内容のものは貴重。


個人的なツボは「ストーカー入門」。
女の子の行動が面白かった。