沖縄を撃つ! (集英社新書 415D) ...

- 集英社 価格 ¥ 756
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沖縄を撃つ! (集英社新書 415D) (集英社新書 415D)


集英社

価格(new/used): 756 円 / 206 円 より
発売日: (2007-11-16) アマゾン売上ランキング: 95001 位
新書 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 2.0 / 総数: 7件

タイトルは良いのだが....
タイトルが大袈裟、内容も幼稚。表現も汚い。20年も取材してきたと自負するわりにはよみが浅く、視野があまりにも狭い。著者は自分の学歴に触れていますが、やはりものの見方に学歴に関係があるのでしょうか?最近の本はタイトルばかりで中身が無い。3分立ち読みで十分な本でしょう。
お気楽な顛末
 終盤の文体は、うちなーとしては正にそのとおり、という感じでした。が、作者が米兵のハーフの少年達を見たときに、我々(沖縄人)に欺瞞を感じ、怒りを覚えた、みたいな言い草は、まるで高々取材目的の野宿旅ぐらいで沖縄を知り尽くしたような書き方だと感じ、不快でした。沖縄は、政府に基地の70%以上を60年以上押し付けられている事実を忘れているのでしょうか、この作者は。念のために書きますが、私が一番大嫌いなのはナイチャーだろうとウチナーだろうと、汚い現状を甘んじて受け入れ、平和ボケ仕切って、そのくせ「同盟云々」といなおっている奴等です。そんなのは沖縄にも内地にもいる。私はだから、昔から沖縄が住みやすいと思ったことはなかった。でも、嫌いにはなれない。故郷とはそういうものです。それは沖縄だけではないでしょう。
 そういう意味では、この本はある程度はちゃんと書かれているとは思いました。
編集者の怠慢?!
著者の半径5mからの狭くて深い
視点で沖縄をとらえ、「撃つ」アプローチはよく分かるが、
文章の中に編集者が出すぎだと思った。
文芸出版界の業界関係者というやつに全く興味がない
一読者として、「こういう編集者Sが沖縄でー」の類の話
はゴシップ的でひいてしまった。読む方の視点もずれてしまう。
会社や業界の人事話や武勇伝って本人と関係者は「悦」に入っておもしろいのだろうけど、
赤の他人にとってはいい迷惑なのと同じだと思う。酒の席でやるのは結構だが、
本にして商品として売らないでほしい。
そもそも編集者って縁の下の力持ちで黒子的な仕事ではないのでしょうか?
でも最近、編集者自身が表にでることが日本のメディアでは流行しているような気もするが。
よく分からないけど。編集者がこの本の編集者を編集すればもっとスッキリしたのに
なあ。後の祭りだけど。さて目取真俊さんの批評を読んで口直しでもしようか。
三流週刊誌のコラム集です
低俗で品がない、裏読みではなく著者自身のコンプレックスから視点がねじれているだけ、
論理が繋がらず分裂気味の内容。せめて主張に筋が通っているかと思えば気分次第。

この作家は芥川賞を受賞された方のようですが、選考システムに問題があるとしか思えません。
このような内容を新書にする集英社の編集者に良識はないのでしょうか。
「センセイ」の作品だから、売れるから、構わないのでしょうか。
著者のいいたかったことの10分の1
晦渋に特徴付けられた作品です。最初の段階ですでに「偽善」は放棄されています。偽善はもっとも恥ずべき共犯関係として本土と沖縄の間に存在するものです。といって直接の弾劾は慎重に避けられています。結果としてとられたアプローチは、むしろ徹底的に自分をさらけ出すこと(悲しき人買い)による自己の「露悪」というアプローチです。そしてそのアプローチの正当性はたしかに保たれています。しかしおそらく書きたいことの10分の1も書いていないんでしょうね。つづられるのは本土と沖縄の表には出ない共犯関係への違和感の表明という形にとどめられています。共犯関係は、自己満足にしか過ぎない思想の遊戯、そして経済行為と買春という3層のレヴェルで構造化されたものであることが示唆されますが、著者はあくまでも「悲しき人買い」という自分の世界に禁欲的に議論を封じ込めます。差別の不可避性を指摘する著者自身の根源としてのルサンチマンを著者が隠すことはありません。だからこそ見えたものがあるのでしょう。エアポートラウンジやリゾートでの日本人の行動へ著者が向ける目はこの差別化の奥を見通しています。それは悲しいまでの「貧乏感」と「自己の悪への認識の欠如」です。27章で著者が取り上げた「暗い眼」はまさに沖縄と日本の本質をついた部分でしょう。最後は著者の叫びが珍しくそのまま出ています。ところで、著者がところところで、沖縄と北海道を対比するのは的確な視点です。それは両者共に本土から見た場合は、辺境としての植民地だからです。