星へ行く船 (集英社文庫 75B)

- 集英社 価格 ¥ 460
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星へ行く船 (集英社文庫 75B)


集英社

価格(new/used): 460 円 / 65 円 より
発売日: (1981-01) アマゾン売上ランキング: 93265 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 8件

最高傑作
マクドナルド氏の「消えた四次元の輪」から、海底三萬マイル・・・
新井素子さんのは、英語バージョンでも読まさせて頂きました。
新しい感動が広がります。
SF小説の傑作
宇宙に憧れた女の子が家出ついでに宇宙へ飛び出す。
男の子ならよくあるパターンに聞こえますが、「女の子が」というのが斬新でしたね。
表紙と挿絵のギャップには驚きましたが、読んでいると違和感がなくなっていきました。
「空飛ぶタバスコ」には大爆笑したっけ(笑)
ラストの締め方もきっちり、すっきりしていてホッとする、そんな作品。
とにかく好き。
いやー、好きなんですよ、このシリーズ。新井素子さんは最近はエッセイ中心のお仕事が多いみたいですけれどね。
読みやすく、わかりやすく、感情移入しやすい展開で、いわゆる「ライトノベル」のさきがけじゃないかと思います。
さいしょは1〜2話だったつもりが、いつのまにやら主人公である、森村あゆみちゃんの「成長物語」になっちゃっているというのがミソ。素子さんも、あとがき(シリーズ最終巻「そして、星へ行く船」だったかな)の中で、
「あゆみちゃんの成長物語として書いてしまえばいいんだ。で、自分(素子さんご自身)も成長して・・・一緒に大きくなって書いていけばいいんだ」
なんて思っていらっしゃったとか。読み進めるたびに、新しい発見がある・・・私も最初に呼んだときは中学生だったからなー。今、読み返してみると、当時はわからなかった部分を発見したり、思い直したりというところがたくさんあります。

で、これ、イメージアルバムも出たし、ラジオドラマにもなったことがあるんだよね。あゆみちゃんの(将来の)夫になる、山崎太一郎さんはお名前のモデルになり、素子さんが大ファンだという、広川太一郎さんがあてていました。イメージどおりだったそうですよ。

あゆみちゃんも太一郎さんも、素子さんワールドの中では重要な位置にいるキャラクターでもあります。彼女の一連の小説は、実はすべて「繋がっている」からです。
星へ行く船シリーズ、1
星へ行く船シリーズの第一弾、主人公あゆみちゃんが、家出するのに地球を飛び出しちゃう(!!)ところから始まります。いつかあゆみちゃんと太一郎さんが出会う前のお話、書いてくれないでしょうか・・・
少女マンガ好きにはいいかも…?
新井素子さんの文体って一人称形式での口語体が多いので、すらすら読めてしまう人は多いかもしれない。が!!…どうも句点が多すぎて、私は逆に読みづらさを感じる。まどろっこしい心理状態をそのままストレートに書いているというのも、何だかなあ…。読んでいて辛い…。

ストーリー、設定、キャラクターなど全てが少女マンガの世界そのもの。少女マンガ好きには面白く読めるかもしれません。少女趣味的なものが全く合わないという人は読んでいて苦痛かも。