ウォールストリート投資銀行残酷日記―サル...

Peter Troob - 主婦の友社 価格
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ウォールストリート投資銀行残酷日記―サルになれなかった僕たち

Peter Troob
主婦の友社

価格(new/used): -- 円 / 1,000 円 より
発売日: (2001-04) アマゾン売上ランキング: 34807 位
単行本 / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 30件

まじめで 賢くて 粋で無ければ書けなかった本  
投資銀行残酷日記 monkey bussiness/swinging through the wall street jungle

 この二人の著者は賢いし、自分を客観化して描いている やっぱり優秀。
投資銀行がどうのこうのではなくて努力の先に何があるのかを一般的に考えるのに良いね
各章ごとにある引用文を見ても彼らの賢さがわかるよね
   

「あの馬鹿楽しそうだな。何にも気にならないんだもんな。ああ僕も馬鹿になりたい。待てよ、もうなっているのかもしれない」作者不詳
「あら、いらっしゃい おばかさん。」テキサス・ガイナン(NYの女優)
時間に正確な人間のつらいところは、誰もそれを評価してくれないことだ ハロルド・ローム(米 作詞作曲家)
真実が靴を履き終わらないうちにうそは地球の裏側まで行ってしまう ジェイムズ・キャラハン(英 首相)
豚に歌を教えようなどと思わないことだ。君は時間を無駄にするし、豚だって迷惑だ。(ポール・ディクスン)
お目にかかるのは初めてですね、私があなたの理想の相手(MR.right)です。 「失敗知らずの初対面の挨拶。四つの実例 プレイボーイ誌の広告'69年)
十分金を積まれれば、ドッグフードだって喜んで食っちまうさ。(レジー・ジャクソン)
今 アメリカでは二つの大問題を抱えているのではないか? 収支を合わせること(make both end meet)と会議を終わらせること会議を終わらせることだ(make meeting end)  ロバート オーベン(作家)
道を間違っているなら、走ったって仕方がないじゃないか ドイツのことわざ



 私もかつては猛烈に働いた時代があったけど、この本でもっとも頷ける台詞は以下の下りである。
 一日は4つに区分される 昼食前、昼食後、夕食後、夜中過ぎだ。そしてもっとも効率が上がるのが上司の帰った夜中なのだ
IBを目指す就活生は読むべき
米投資銀行DLJでの過酷な業務が描かれている。投資銀行がどういうものかを知るのにはいいのではないだろうか?アソシエイト(下っ端)は上の言いなりで、サル同然の扱いを受ける。仕事の上で効率性という文字はなく、パワポを作成しては直し、その繰り返し。結局最初に自分が書いた物とそう変わらなかったりする。そういう所に長年いると精神も病んでくるみたいで、結婚もうまくいくかどうか怪しい。週100時間労働は必至なので。

訳がスマートで好き。汚い言葉使いもあるけど、アメリカンな感じでよかった。
投資銀行青春記
共著による投資銀行勤務記。一流のビジネススクールを卒業し、野心を漲らせて投資銀行に入社、アソシエイトとして一歩を踏み出した二人の若者が、ボロボロになって退職するまで数年間を語った一冊。
平均より優秀な若者二人が、夢と現実の狭間を疾走する、かなり普遍的な青春記です。確かに労働時間には凄まじいモノはありますが、根本的に明るいのは二人の若さ故でしょう。だいたい職場で無二の親友に出会えたりするんですから(著者二人)、激務も睡眠不足も辛いに違いないでしょうが、人間としてそんな悲惨な訳ではないんですね。片方が退職を告げると「My boy is leaving」と片方が嘆く。去る側は「兄弟を孤児院に置き去りにするような」気分になる。全編を通じてこの二人は仲良しです。辛い辛いと言われても、「ホントか?」と。
どこまで本質を突いているのかは判断しようがありませんが、投資銀行業務のある一面が描かれているのも確かでしょう。投資銀行業務というと『Barbarians at the Gate』など有名な本がありますが、表舞台に出るシニアバンカーの裏にここで語られているようなジュニアバンカーの裏方仕事があるのだと。プロスペクタスが出来るまでの過程など抱腹絶倒ですし、due diligenceの出張の様子なども面白い。超睡眠不足状態でワルシャワに到着した著者が異国の風景を眺めながらジャガイモ農家になる自分を妄想するところなど、狙ってないのでしょうが、意外にも胸に響く場面です。キャッシュフロー割引モデル(DCF)が魔法の杖のように恣意的に使われているとか、「へー」となるようなことも書いてあります。
しかし個人的好みを言えば言葉が下品過ぎました。こういう受け狙いの下品さにはあまり好感が持てない。ここまで下品にしなくても語るに値する内容だと思いますし。なんたってテーマは「青春」ですから。
参考になるようなならないような…
米国の投資銀行の最も過酷な部分を極端に書いてあるんじゃないかと思いました。日本の外資系投資銀行に勤める場合にもこの本と同じ事が起こるのかどうかは疑問。日本の文化だとここまで極端なことは起こっていない気もします。ただ読み物としては非常に面白かったです。実際外資で働かれている方でも読んでいる人はたくさんいるようです。
内容薄く、愚痴の嵐
投資銀行に勤務する知り合い筋からは、これに似たような話も聞くし、実際は違うよという話も聞く。どんな仕事だって、それをこなす個人によって評価は代わってくるもんだ。

この本は、「外資系」「投資銀行」「エリート」「高給取り」という言葉でしばしば飾られる仕事の実情を表しているのかもしれない。しかし、記述内容には著者の怒りやスラング、(洋書にありがちな)どうでもいい例え表現が多すぎて、実際の内容は殆ど無いに等しい。残念ながら、内容の薄さと愚痴の嵐に辟易とせざるを得ない。