デビルマン 全5巻セット 講談社漫画文庫

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デビルマン 全5巻セット 講談社漫画文庫


講談社

価格(new/used): -- 円 / 1,756 円 より
発売日: (1998-10) アマゾン売上ランキング: 107684 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 8件

漫画にあって
漫画にあらず。これを読むにはかなりの精神力、読むことで、何かを感じ取る気持ちがなければ、手にとるべからず。精神性の高い作品。心をえぐる、狂気を漫画というフィールドで描いた名作。ピンク・フロイドを聴いたあとのような、陰鬱な気分になります。
功績は認めるが
多くのクリエイターに影響を残した実績は認めます。
僕も、TVなどでデビルマンに影響を受けたという、評論家などの話に興味を持って購入しました。
でも、古いファン以外は気分が悪くなるだけではないでしょうか?
よっぽど漫画というものに興味がある人は、歴史を知るという意味で読んでみていいかもしれませんが・・・。
暇つぶしとかでならやめた方がいいでしょう。
紛うことなき傑作。だが…
劇場用映画が公開されたことで、新たにデビルマンに興味を持ってくれる人が増えてそのことは嬉しい限りです。(映画についてはノーコメント…)

多くのクリエイターや創作者達にも影響を与えた比類なき作品です。
物語の持つ大きなパワーと当時の作者のテンションが合致して生み出されたこの漫画は、日本漫画の歴史を語るうえで必ず名前が挙がってくる傑作といえます。子供の頃読んで受けた衝撃の大きさは今でも忘れられません。未読の方は是非この機会に触れてみてください。
自身のテンションを紙に込めるために指に墨をつけて描くなどの、当時としても斬新な手法も使っています。

ただ、3巻に収録されている歴史モノ(過去にワープして云々)は、デビルマン完結後十年以上たって描かれた「新デビルマン(単行本1巻にて完結)」という番外編が収録されているものですので、本筋とは本来は関係ありません。(絵柄が急に変わるので分かると思います)
何故か復刻版は皆、この「新デビルマン」を無理矢理本編の中に組み込んであるので、それによって元々の物語の持つスピードやリズムが崩されてしまっているのが唯一難点といえば難点。

悪魔は自分自身
デビルマンとは悪魔の侵略から人間を守るため、悪魔化して悪魔の力と人間の心をあわせもったヒーローだ。しかし人間は悪魔を恐れて魔女狩りを始める。人間同士の争いは苛烈を極め、ついには人類滅亡に至る。

☆を四つにしたのは、第三巻の歴史的エピソードに基づいた悪魔退治の話が作品全体の勢いをそいでしまっているように思うからだが、この作品は、今の時代にこそ読まれるべきだという気がする。私たちは得体の知れない「他者」を恐れている。テロを恐れている。そして、「テロに屈してはならない」という掛け声のもと、武器をとって戦地に赴こうとしているのだ。つまり自分自身が「他者」を虐殺する悪魔になろうとしている。
 殺されたくなければ、戦争に参加しなければいい。戦いによってすべてを失ったデビルマンの姿は、それを訴えているような気がするのだ。
 

永遠の金字塔
個人的には星6つ以上つけたい名作です。
作者が若くして描いた最高傑作なだけに、以降永井豪はデビルマンにしばられます。
右脳型作家の想像力が飛翔を続け最終巻で爆発します。