みんな君に恋してる Vol.1 (1) ...

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みんな君に恋してる Vol.1 (1) (講談社コミックスキス)


講談社

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発売日: (2003-04-11) アマゾン売上ランキング: -- 位
コミック / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件

なにが楽で幸せか?
北陸の名家に生まれ東大を卒業した美人だが親の過剰な愛情に精神を腐らせるエリート記者祐天寺芽衣と、精神的に健全だが自分の醜い顔を嫉妬していた美人の同級生と全く同じに整形をしてでも「成功」を求めようとなりふりかまわず怪物のような上昇志向大崎笑美子の二人の女性の物語。

この対比は面白い。努力を重ねちゃんとまじめに生きている芽衣からすると、玉の輿を狙い『女という武器』これでもかと使う様は醜く恐ろしい。けれど、「ちゃんとあろう」という努力と母親からの歪んだ愛の呪縛によりストレスで精神がおかしくなってしまっているのを抱えながら努力する芽衣は、自分の欲望に正直に生きる健全さをもつ笑美子からみると、あまりにも悲惨だ。

努力してエリートになっても、その努力というストレスに押しつぶされる。女という武器に素直に上を目指しても限りない欲望のとりこでおかしくなっていく。

幸せっていうのは、どこにあるのかな?。

コミックとは思えない読み応え
母親の過剰な支配の元で育ち、常に優等生を演じてきた主人公。
社会人になった今も母親の影におびえ、心の歪みに裏で苦しみながらも、
仕事に恋に前向きに頑張る主人公の姿に思わず共感せずにはいられません。
親の過剰なコントロール、依存症、ACなど、誰でも少なからず経験する
ものの、奥が深く難しい問題が、とてもリアルに描かれています。

他の登場人物もとても個性的で、今後の展開がとても気になります。