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プロ野球の一流たち (講談社現代新書 1941) (講談社現代新書 1941)講談社 価格(new/used): 798 円 / 358 円 より 発売日: (2008-05-20) アマゾン売上ランキング: 8225 位 新書 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 7件 野球界を知り尽くした人だからこそ雑誌に連載されていたものを再編集したとのことで、分量やテーマなどの統一感がないのは気になるが、ともあれ読み始めると止まらない一冊。 まぁそれも道理で、とにかく出てくる人が豪華だ。 野村克也、中西太、大野豊や古田敦也、現役なら松坂大輔に渡辺俊介に山崎武司など、野球好きなら思わず目を引かれる人たちばかり。 これでつまらないわけがない、というものだ。 もっともその魅力も、著者のインタビュー術があってこそ、引き出されているのだろう。 著者の、 「私、ちょっと気の効いた質問してるでしょ」 というアピールが鼻に付かなければ(笑)、さらに面白く読めることかと。 後半は特定の人物ではなく、日米格差や特待生問題などについての著者の論評。 正直、意外なほどまともで中立的な意見が多く、拍子抜けしないでもないが、これは野球界を知り尽くした著者だからこそ、 「裏金は悪いが、そうした体質になってしまうのにも理由がある」 といった、どちらの意見もくんだ論にならざるを得ないのだろう。 ともあれ、野球好きには面白い&考えさせられる一冊だ。 経営努力!選手一流、経営五流以下というのが日本の野球界の現実でしょうか? 本書から受ける印象は、上述のヒトことです。 本書では、前半から中盤で、かつての名選手のインタビューを扱い、 後半で、WBC、裏金、栄養費問題、特待生問題などを扱います。 前半のインタビューが非常に面白い視点で行われていたので、 後半の野球界が抱える負の面についての論説が、その暗さを際立たせます。 経営者たちの努力にNPBの今後がかかっています。 最後は、独立リーグについて。 独立リーグとNPBとのあり方については、筆者の考え方に賛成です。 下部組織ではなく、対等の立場として存在すべきでしょう。 インタビューは冒頭の野村監督がいいですね。 配球の妙のエピソード。 今でも、翌朝のNHKニュースを覚えています。 ”…負け投手斎藤、ホームラン、ヤクルト小早川1号、2号、3号…。” 切れ味鋭い野球談義,さすが二宮!ちょっとインパクトが弱い面も無くはないが,野球(プロだけではなくアマの話も有り)に関わるおもしろい話が多く,結構楽しめる.この本の特徴は単なる野球の解説や裏事情の紹介に終わらず,二宮の主張が明確に述べられている.特に印象に残る部分が日米の野球格差に関わる記述である.WBCで棚からぼた餅的に日本が初代チャンピオンになったが,本来はチャンピオンに成る予定であった米国野球の低品格化に関する指摘はもっともであり,切れ味は鋭い.WBCを詳細に述べるまでもなく,野球の世界でもはや米国が最高レベルにないとの主張は頷ける.契約書には記述されていない紳士協定というか,野球人としての守るべき誇りが品格であり,米国野球は品格を示す代名詞であった.だが,残念なことに米国野球にはかつての品格が無くなっているとの主張,全く同感である 別途,野村克也監督の著書と対比して読むとおもしろいかもしれない.野球人当事者,つまりプロ野球界を内側から考察する書籍と,アナリストとしてその外側から考察している書籍とでは同じ事象でもとらえ方や着目点が若干異なる点が斬新であろう.この書籍では「野村ノート」から野村監督の事例や思想を引用しているが,野村監督の話は野球を事例にリーダーシップ,人間教育の必要性など,広きに渡り述べている.一方,二宮の記述は野球に特化したその根本への主張が多い.話はかなり具体的である.どちらがどうというわけではなく,野球という事象を考える場合には内と外の両面から観察すべきで,外側からの主張として,二宮の鋭い切り込みは非常に勉強になると思う. 「野球のこと」を色々考えたい人に最適の本やはりインタビューが面白い。 その道の達人の技術論は、非常に含蓄があり、興味深い。 中西太氏のインタビューを読むと、この人がなぜ名打撃コーチなのか、本当によくわかる。 個人的には、稲尾和久氏への追悼の思いがたいへん素直に胸に響いた。 東尾修氏の「松阪大輔論」には感服した。 このように「素人には絶対に思いつけない視点」でものが見れるのがプロというものなのだろう。 最後に紹介されているBCリーグ、石川ミリオンスターズの話がとても良い。 子どもたちがグラウンドの中で選手たちの横でキャッチボールができる! 「ファンサービス」という次元を超えた、地域に根ざした球団のあり方である。 この話を最後に持ってきているところに二宮氏の「思い」を感じた。 面白いです古田補手が投げれるのか確かめないで荒木投手に、フォークボールのサインを出したら フォークボールで三振がとれた。 しかし後で荒木投手は実はフォークボールほとんど投げたことがないと、行ったそうです。 凄い度胸のいい人だと思いました。他にもいろいろ、面白い話が載っています。 BCリーグの選手は練習の合間に見学にきた少年とキャッチボールをしたり、バッティングを教えたりして 地域密着の取り組みをしているなども紹介されています。 まだまだ 野球人気は根強いものがあると読んで思いました。 |