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黄昏の百合の骨 (講談社文庫) |
| - 講談社 価格 ¥ 680 | |
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黄昏の百合の骨 (講談社文庫)講談社 価格(new/used): 680 円 / 424 円 より 発売日: (2007-04-13) アマゾン売上ランキング: 24750 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 8件 黒い理瀬がいい「三月は深き紅の淵を」から始まった水野理瀬(を中心とした)シリーズの一作。時系列としては「麦の海に沈む果実」の続編にあたる作品です。 前作で自分の目標に目覚めた理瀬が、その後のイギリス留学から戻って長崎の古い洋館で暮らしながら、その家に隠された秘密について探っていくのが主なストーリー。洋館の謎に、魔女のような叔母2人に、美しい青年のいとこ2人、ひとくせある理瀬の友人たち(と既に亡くなっている祖母)が主な登場人物で、もちろん殺人事件つき。 前作の結末で出自が(半分くらい)明らかになり覚醒した理瀬は、高校生ながら闇の部分をいかんなく発揮する一方、年相応の感傷も時には顔をのぞかせます。お互いの心の裏を読みつつ、祖母が残した館の謎を解き、殺人事件の真相も明らかにしていく過程は、ドロドロしていて期待を裏切りません。 初読者向けではないですが、「麦の海〜」だけでも読んでいれば十二分に楽しく、物語の世界にどっぷりと浸かって幸せな時間を過ごせます。 これはヤバい恩田陸の真骨頂といえます 上辺はかわいい女の子とかっこいい男の子達が出てきて 美しい光景と郷愁が支配する恩田陸ワールドですが、 中をのぞいてみると圧倒的なほど暗くドロドロした世界が 広がっています。 また、でてくる女性も少女もあどけなさを残しているのに 大人の女性のしたたかさを持っている。それは主人公も 例外ではありません。 善は悪をひきたてる存在という言葉は前作の少女から女性に 成長した理瀬らしく、また現実世界にも通じる言葉だと思い ました。 こんなにも幻想的なのに物語の端々に深く現実が横たわり、 悪意が渦巻いている。なのに、それを美しいと思ってしまいました。 この読後感は読んだ者にしかわからない。 ああ、だめだ。しばらく恩田ワールドからぬけれそうにありません。 余韻を引く「麦の海に沈む果実」の続編「黄昏の百合の骨」、タイトルからして魅力的。 読んでると、静かにその世界に沈んでいくような、不気味な魅力に没頭してしまう。 祖母の遺言により、白百合荘に帰ってきた理瀬。2人の叔母と暮らし高校に通う。 祖母の遺言の謎、死の謎、失踪の謎、百合の謎・・・ 一文字一文字しっかり読んで自分なりに推理したけど、”最後まで気が抜けないな!” というのが感想。本当、気が抜けない! 今、読もうか迷ってるなら、肌寒くなった秋口に読むのがお勧め。この世界観とピッタリだと思うから。 ああ、こういう世界観の本は余韻に浸ってるのも心地いい。 次の本になかなか進めない幸せ!いいねいいね。 ちょっと怖いかも恩田さんの作品が大好きで、ほとんどの小説は読みました。 この作品は「麦の海に沈む果実」の続編です。そして理瀬が黒くなってます。もっと純粋な美少女なイメージを持ってたので少しショックでした。 作品としてはとてもおもしろかったです。ただ少し怖い、背筋がゾクッとくるところがあるので、ちょうど今の季節にはもってこいかもしれませんね。ただ、この作品を読む前に必ず前作「麦の海に沈む果実」を読んでからでないとおもしろさが半減します。 外見では人は判断できないな初めてこの作家の小説を読みました。 読んでみたいなとは思っていたけど、ちょっと二の足踏むところもあって。 これは評判が良かったので 読みました。 女性作家らしく 女性の本質というか 怖い部分を見事引き出していましたね。 ひたすら隠そうとしているものとは なんぞや・・・。 百合じゃなきゃだめな 何かが・・・・。 面白かったです。 |