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新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫 (み9-7))講談社 価格(new/used): 700 円 / 174 円 より 発売日: (2007-03-15) アマゾン売上ランキング: 687 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 18件 参考にします昔の女性は、ただお姫様でいる人と、好奇心あふれ、熱心な姫といたんですね。 それも先を見る力がいるような。 篤姫の聡明さに感服します。 新たな発見があります大河ドラマの原作を読むと、テレビでは省かれている点や、演出の都合で新たな人物が登場していたり、補足になります。今和泉の父にも側室がいたのか・・・とか。この一冊でドラマ半年分の脚本を書いた作家には驚きます。 この時代の女性の英知、そして覚悟いうまでもなく、今の時代とは女性の役割、世の中の女性観は隔世の感がある。 たった数百年前明治にならんとする近代の黎明期において、トップレディといえ、 主たる役割は世継の継承、バックオフィスの安泰であり、歴史的政治的な役割は 期待されていない。 とはいえ、バックヤードでのあるじたる将軍への影響力を期待され、多いとはいえない また速いとはいえない情報から裁量をとることが期待されている。 いち早く多くの情報取得をできた人間が勝ち、そして性差は多様性と受け止める 現在とは処し方も違えば価値観も異なる。 そんな中で篤姫は鹿児島の分家の娘として生まれてから島津家の養女そして徳川の嫁として 数奇な運命を進んでいく。 この小説はその48歳の人生をコンパクトに力強く表現していったのものである。 そのストーリーは小気味良く、言葉遣いも印象的で、彼女の思いや時代の流れと共感し、 思いをはせることができる。 彼女はバージン女王ならぬバージン御息所であり、当時の国家である徳川の永続を強く願い、 三千人の大奥の人間を統率したすばらしい女性である。 惜しむらくは、直接のコミュニケーションやリアルな会話ができにくい体制や時代の中で 相互理解が進まず誤解と哀しみ怒りばかりにとらわれ、和解していくまでの和宮との関係、 夫でありながら共感をすることが難しかった将軍との関係。 こういったことは今の時代ではもう少し緩和されていくはずのものであろう。 今の時代に彼女が生きていればどのような姿勢で生きていったかを想像してみようと思うのである。 おもしろい2008年NHK大河ドラマの原作です。 篤姫の生い立ちから、大奥、晩年まで描かれた長編ですが、 篤姫と周囲の女性との会話が多くテンポがよいため、あっという間に読み終えてしまいました。 もちろん、大奥での篤姫の活躍にもっとも重点が置かれており、その時代の大奥に入り込んだ気分になりました。 篤姫は頭の回転が良くて、非常に気が強い、と感じられたので、ドラマの配役とは印象が異なるというのが個人的な感想です。 また、一橋慶喜は徳川幕府を終焉させた”悪役”のような立ち回りですが、これには多少違和感を持ちました。 よくわかる。自分の運命を受け入れて、まっすぐ生きた「篤姫」がわかりやすく書かれています。 歴史背景や江戸の風俗なども丁寧に書かれているので、当時の様子や幕末の緊張感も伝わってきます。大奥という場所から見ると、こうだったんだな・・・という見方もできておもいしろいです。 ただ、どうもあったことをそのままどんどん書いているため、淡々とし過ぎているような印象を受けて、個人的にずっと好きだった「篤姫」という人物なのですが、感情移入しにくいなぁと思いました。和宮との確執では、嫁姑争いは今も昔も変わらない、と思ってしまいました。 和宮がなんとなく印象薄いままだったのは、篤姫目線だからか、人物描写が足りなかったからなのか・・・。 感想としては、淡々としている、に尽きるような気がします。 |