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河馬に噛まれる (講談社文庫) |
| - 講談社 価格 ¥ 650 | |
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河馬に噛まれる (講談社文庫)講談社 価格(new/used): 650 円 / 630 円 より 発売日: (2006-05-16) アマゾン売上ランキング: 430436 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 1件 彼我の近さ非合法の目的を持った集団が、猜疑心と恐怖に駆られて仲間を殺していく、ってことは、人間心理としてありうる事なんだなあといまさらながら思いました。連合赤軍(小説では左派赤軍)が犯したリンチ殺人は、何もそんなに特別なことではなくて、つまり彼らが鬼畜だから行えた事ではなくって、そのような状況に置かれた人間が陥りやすい性なのだと。 大江健三郎の小説を読むのは20年ぶりでした。読み始めてすぐに独特のまわりくどい文体に身を任せてたゆたうことができました(少し回りくどさが足りないかもとか思いながら)。 連合赤軍に題材をとったこの作品で大江が試みたかったのは、彼我の近さ、つまり彼らと僕らは異質の人間ではないということという気がしました。 |