少子 (講談社文庫)

- 講談社 価格 ¥ 490
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少子 (講談社文庫)


講談社

価格(new/used): 490 円 / 1 円 より
発売日: (2003-12) アマゾン売上ランキング: 126362 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 39件

最高!
小さな頃から子供だけは産みたくない・・と思い続けて結婚はしたものの、30代半ばになった私。超わかります。酒井さん、その気もち。
女の子にだって子供が産みたい人と、興味のあまり持てない人がいますよね、それって別に異常じゃないよね、って仲間を見つけた気分。うれしかった!
最近違う方の本で読みましたが、人口を減らしたい場合、戦争などの大人の死亡率が増えるものはあまり意味がないそうです。危機が終わった後に、逆に爆発的に増えるんだそう。
人口調節が可能となるのは、生まれてくる子供の数を減らすか、乳幼児の全体的な死亡率らしい。昔はこの死亡率が結構高かったけど、今はずいぶん減ったので人口問題なんかも生まれてくるわけで。
ちなみに生まれてくる子供の数を減らすためには、女性の教育をさかんにするとどうも減るらしいんだよね。
世界人口がこれだけ多いんだから、その上日本列島は狭いのにあんなにたくさんいるんだから、もうちょっと減ってもいんじゃないかしら・・と思っているのは私だけ?
政治家がああたらこうたら少子化の文句を言っているのだって、結局年金問題をなんとかできなかったときの伏線のような気がする。
面白い 且つ 的確
酒井さんの文章はやっぱり面白い。
ところどころにクスって笑える部分があるので軽い本と思われてしまうかもしれませんが、なかなかどうして真実をついています。
産まない、産みたくない女子の気持ちを代弁してくれています。
トンチンカンな発想の政治家のおじ様達もこれを読んでくれたらな〜。
酒井さんが本の中で指摘されていましたが、少子化対策のいろんな報告書に書かれている、
 少子化は女性の高学歴、社会進出が「原因」 とあるのは女性としてホント頭にきます。
女には教育を与えず、経済的自立をさせずに家に閉じ込めておけばいいなんて思っている
おじさんたちがいまだいるんでしょうね。
そんな国だからよけいに意固地になって産むものか!って思います。 

個人的には、少子化解決策で有効であるであろうものののひとつとして婚姻外子出産を社会的に浸透させるのが一番かと思います(Sweden, Franceのように)。
日本は戸籍/家に縛られすぎ。
戸籍/家を大切にしすぎて国が滅亡していっては本末転倒でしょう。
責任が無い故に真実の一端を突く
 少子化が問題だと叫ばれる中「産まない側」の一部に属している著者の
「何故、女性は産まないのか?」という理由をつづったエッセー。

 「私達」や「同じ世代」という括りは気になりましたがここで述べられて
いる理由は(対象者は一部とは言え)核心をついているのです。

 ただ、それがあまりに現実世界の常識と比べた場合、軽蔑の眼差しを
受けても致し方無い理由なので口には出せないのです。
(ここで書くのも憚られる)

 お気楽な且つ責任の無い立場故の発言ですが、そういう言葉こそ真実の
一端を突いている、といっても大袈裟では無いでしょう。
この作品・・・
面白いという噂を聞き、早速読んでみたが、「少子」になる原因には自分にも思い当たるふしがあると感じたので共感出来たし、対策には、妙に納得させられた案もあった。(特に、戦争をやってみる、の項目には同感。途中、涙が出そうになった)私も未婚、子ナシなのだが、自分がなぜ結婚出来ないかも、この作品を読んでいると、少しだけ明らかにされてきた気がする。
子供が欲しい・欲しくないにかかわらず読むべき本!
いやー、似たような人って世の中に結構いるんですね。
この本は、まるで自分が書いたかのようです。

子供を「ナマモノ」と表現してるところ(子供はイキモノだから一度産んだら捨てるわけにはいかない)、こんなに文明が発達してるのだから、自動肛門洗い機(ウォッシュレット)同様、自動子供育て機がないのかといった話も面白い。とにかく著者のユーモラスな語り口が楽しく、友人と語っているような感覚で読めた。

また著者の周りの出産経験者の声が興味深い。出産は「生理通の3000倍の痛み」「膣が亀裂した」「10時間もかかる難産だった」など、ここまでしてなぜ産む???と思わざるを得ないような
ものばかりで、改めて私は「子供が欲しくない!」と思ったのであった。