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文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫) |
| - 講談社 価格 ¥ 1,200 | |
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文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)講談社 価格(new/used): 1,200 円 / 812 円 より 発売日: (2003-10) アマゾン売上ランキング: 63714 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 22件 後編。その登場人物の多さに、時間が空いてしまうと、誰が誰だか分からなくなる気がしたので、前編に当たる「支度」を読み終わって一息着く間もなく読み始めました。 短編集のような「支度」がどのように纏められ、始末されるのか。催眠をテーマにした作品なので、誰がその術に落ちているのか、落ちていないのか、どきどきはらはらでした。 エノさんが腰の重い中禅寺を立ち上がらせるシーンは必見の価値があります。いつも名(迷)言を生み出すエノさんの言葉を何度も読みました。 後半の混乱大行進のシーンは圧巻です。 憑き物落し百鬼夜行シリーズ、間違っても本作を一番最初に読まないことをお勧めします。(出来ればウブメから順番にどうぞ。) ここはどこ?「宴の支度」に誘われて、ここまでやってきました。 正直、この物語には、京極堂シリーズの集大成的なものを期待していたのですが、読み終わってみると、何だか放り出されてしまったような寂しさが残ります。 京極先生、今回は放置プレイですか? 謎は一応解決します。 けれど、本当に肝心なことは何も謎解かれていないように思えて仕方がありません。 前作までも、伏せられたままのカードが残されているような飢餓感は多少あったのですが、この作品においては、開かれたカードの下に、まだもう一枚本当の黒いカードが置かれています。 後半、点と線はどんどん加速しながら繋がっていきますが、その展開についていけず、集中力が途切れそうな部分もありました。 もうりょうやうぶめなどは、一点の核心に向けて読者を引っ張る勢いがあったのですが、これはその核心に辿り着いたかと思ったら、そこからまた拡散していくかのよう。 大団円であるはずの場面も、妙にサスペンス劇場のような陳腐さを感じてしまいました。 今回は京極堂が最後の一本締めをやらないで、すたすたと立ち去ってしまった感じでしょうか。 このシリーズのピークはもう過ぎたのか、いや、新たな展開を迎えようとしているのか、判断つきかねます。 オールスター作品この前後編2冊で、主要登場人物から過去作の登場人物まで、 捕まっちゃったり、死んじゃったりした人以外は、ほとんど 登場しました。 今まで読んできた読者は普通に楽しめるのではないでしょうか。 また、今までちょっとずつ出てきた京極堂の過去が明かされます。 そういう意味でも集大成です。 また、いつもの薀蓄もパワーアップして謎の古代文明へと言及します。 しかし、これだと影の黒幕という今までには無い、漫画チックな展開。 この人を敵として、まだ話ができそうなのでいい意味でも悪い意味でも、 かなり漫画っぽくなったな、というのが今作の印象です。 評判が悪かったので、私はこの後の作品を読んでいませんが、 作者自身もやりすぎと思ったのか、この影の黒幕には次作では、触れて いないようです。 この作品から京極堂シリーズを読んではいけません。 魅力ある主役たち「宴の支度」から続く物語。その厚さに比例し、主要8人に朱美、織作茜まで、 登場人物の数が半端じゃない。今回は登場人物たちがそれぞれの事情で いつもよりシリアスになっており、鬱々とした中にも切迫感が増していたため、 最後の榎木津の暴れぶりに救われました。 博識京極堂によりわかりやすく語られる知識はもちろんのこと、 登場人物たちがそれぞれに魅力を放つこのシリーズですが、 やはり京極道と榎木津の登場は待ち遠しい! 厚さが増すにつれテンポダウンしていっている感がありますが、 限られた出番を楽しみに読み進めていっている自分がいじらしいです。 終わり方が・・・今までの登場人物が総出演!・・・までは良かったんだけど・・どうでしょうね。京極堂の宿敵と言えるような人物の出現なども好きなんですが「始末」という割にはって感じでしょうか?まぁ次回作に期待します。 |