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ルポ十四歳―消える少女たち (講談社文庫) |
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ルポ十四歳―消える少女たち (講談社文庫)講談社 価格(new/used): -- 円 / 700 円 より 発売日: (2002-02) アマゾン売上ランキング: 274709 位 文庫 / 在庫切れ [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 3件 自分自身や社会と向き合える作品です。売春に走る思春期の子供達の姿を否定するのでも肯定するのでも無く その本人の視点に立って淡々としたインタビューを進めていくという手法で 崩壊する自己と家族の姿を鮮明に描き出しています。 真実と向き合うという事はけっして楽な事ではありません。 皆が皆、苦しいことに目を反らし、忘れながら生きています。 このような過酷な仕事をやってのけた井田真木子さんは 深い絶望の果てに・・・もう何もない…そう思ったときに残る最後の一滴は「希望」。まるでパ ンドラの箱そのものを表したかのような世界に私は言葉を失った。ここ に描かれている中でおそらく最も過酷な状況…一つの街が完全に狂い果 ててしまっているその姿に私はどんな希望をもっていいのかわからなか った。しかし、すべてを読み終えたとき私がこれを読んで、そういった 世界があることをまず知ったこと自体に大きな希望があるのではないか 作者の井田さんという方はもうこの世には居られないのだという。なん い。しかしながらきっと彼女はこんな時代に生ま!れ、短すぎるように見 確かに読むも苦しいパンドラの箱…それでもそこに残るのは希望という てほしい、ここに描かれたすべての人に。そして感じてほしい井田さん 悪寒の正体は読み進めるうち、なぜか悪寒と嘔吐感を催す。暴力的な表現がある訳でも なく、えぐい性描写も無い。何故か? インタビューを受けているのは、ク ラスで隣に座っていそうな子たちだ。そんな彼女達が絶望的なまでに明るさ を装っている。しかも救いの無い状況で。その悲しみが受け手に伝わった時、 言い様も無い、今そこにある不安感が襲ってくるからではないだろうか。そ |