ST警視庁科学特捜班 (講談社文庫)

- 講談社 価格 ¥ 680
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ST警視庁科学特捜班 (講談社文庫)


講談社

価格(new/used): 680 円 / 1 円 より
発売日: (2001-06) アマゾン売上ランキング: 71125 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 7件

色褪せない新・エンタテイメント
好みの漫画キャラクターと同じ姓の登場人物が出ている!という点に興味をひかれたという、そんなミーハーな理由で衝動的に買ったこのSTシリーズ。

最初の3ページほどを店頭でめくり、そこで、わりと読みやすいな…程度だった興味は一ヶ所に座ってじっくり読むことでどんどん深まり、結末まで一気に読んでしまいました。
とにかく、読んでいると本を置くのがとても惜しいのです。

警察ものの小説ですが、難解な用語にうんざりして本を投げ出すなんて事はありません。専門的な説明は、一定のリアリティを保ちながらも読むのが苦にならないように書かれています。登場人物のおどけた掛け合いも、分かりやすさの大きな助けになっています。

一番の魅力はやはり、キャラクターの濃さと生き方かと。初っ端から主要人物が7・8人出てきますが、名前も性格もすんなりと頭に入ります。

ちなみに私はこれを読破したその日に、続く毒殺・黒いモスクワの二冊、スピンオフである調査ファイル五冊を一気に買ってしまいました…寒い冬、家にこもってのお楽しみにします!
こういうスタイルもあっていいさ
今野敏の一連の作品がおもしろく、ずっと読み進めている。
特に、「曙光の街 (文春文庫)」が秀逸で、大人のエンターテインメントとして高く評価した。

で、本作、一連のシリーズには、ST(Scientific Taskforceの略らしい)というすぐには意味のわからないアルファベットを冠していることから、何となく違和感があり、しばらく手に取らずにいた。
で、読み始めたら。
あぁ、これはなかなか、劇画調というか、コミック調でおもしろい。
STと言うわからないアルファベットの略字と、その後に続く「警視庁科学特捜班」といういかにも堅い表題と、このコミック調(著者自身のノリは、ゴレンジャー的と言うことらしいけど)には確かに違和感がないではない。
でも、何というかな、活劇の王道というか。
得体の知れない、美女あり、武道家あり、各種一芸に秀でた、しかしかなり社会人としては首をかしげるような5人衆と、これまたお約束のような、気の弱いいい人(でもしっかり警察キャリアだから、偉いんだよね、ほんとは)がついている。
いいよぉ、この、水戸黄門的王道。
うれしくなっちゃうね。

厳しい人間関係と捜査、ドラマを描く今野の他の作品とはまた違って、このサービス精神旺盛なエンターテインメイント。
いやはや、これはどんどん読んじゃいますねぇ。
ありえない設定こそ面白い
人間離れした特技を持つ気むずかしい専門職捜査官であるST達を、キャリアである線の細い百合根警部が四苦八苦しながら束ねていき、個性を丸出しに突っ走って事件解決に至る・・・(でもST達は百合根をキャップと慕っている)。ある意味決して読者を裏切らないし、とても読みやすく安心できるシリーズです。
まじめな警察小説を読みたければ横山秀夫や同じ今野敏でも安積班シリーズを読めばいいのです。
常に堅い本格警察小説ばかり読んで、肩が凝ったところにSTシリーズ。一服の清涼剤だと思いますよ。
硬い題名と内容のギャップに・・・。
正直がっかり。
硬い題名と「隠蔽捜査」のイメージから、もっとシビアなものを期待していたが、
これはひどい。
犯人はすぐわかるし、STが警察内部で認められていくさまを描きたかったんだろうが、
肝心のSTがゴレンジャー的ではどうしようもない。
また、どの人物もキャラが立っていないから、
マンガの原作か映画のノベライズといった感じ。

横山秀夫を代表とする硬派の警察小説が好きな方には、絶対薦められない。

この作品を読んでいるさなかに、作者が山本周五郎賞を受賞(伊坂幸太郎と同時受賞)
というニュースが飛び込んできたが、
その感想も、山本周五郎賞も落ちたなぁというものでしかなかった。
ウィキによると同賞は、先見の明がある賞として有名らしい。
しかし、垣根涼介の受賞は、作家としては下り坂を急激に転がり落ちている最中の受賞であり、そのころから、この賞には、疑問が一杯であったが、今回の受賞者の顔ぶれでその思いをより強くした。
受賞作「果断 隠蔽捜査2」には、その思いを払拭させるよう期待したい。
ST,だいすき!
 ありきたりの警察小説に食傷気味の方、断然お勧めです!
 個性的すぎるST(科学特捜班)のメンバーが、それぞれ何に興味を持ち、どのような見解を示してゆくのか?そして事件解決へどう結びついてゆくのか?おどろきの展開で楽しませてくれます。
 この本を読み終えたときにはだ、れ、か、のファンになっているかも
しれません。