テロリストのパラソル (講談社文庫)

- 講談社 価格 ¥ 650
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テロリストのパラソル (講談社文庫)


講談社

価格(new/used): 650 円 / 1 円 より
発売日: (1998-07) アマゾン売上ランキング: 74560 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 53件

ハードボイルドワンダーランド。ハリウッド映画にしたらいいかも。
アル中男が、爆弾テロに巻き込まれて、次第に彼の過去との関係が明らかになってゆく。よくできた作品だと思います.文章もとてもうまく読みやすいので、あっという間に読んでしまいました.最後、犯人と対峙する場面や、犯行の理由などがちょっと安っぽい。「24」みたいで、ハリウッドで映画やTVシリーズにしたらよさそう。主人公のキャラクターは、ハードボイルドなのですから、まあこのくらい非現実的でいいんじゃないでしょうか。まさに「まじめなアル中、ジャック・バウアー風味」。でも、全共闘だの、安田講堂だのいわれても、最近の人にはなんのことかさっぱりわからないとおもいます。
思想が無ければテロリズムではない
文章が美しいといわれているが、どこが? ただでさえハードボイルドは苦手なのだが、
本書の文体はクセが強くて好きになれない。ストーリーはご都合主義だし、登場人物は
変に頭が良すぎる。ラストは奇妙な恋愛話になってわけがわからない。なんでこんな
駄作の評判がいいのかまったく理解できない。あーもう、読んで損した。

大量殺人を犯した犯人にそれ相応の理由があるのかと思いきや、なんの必然性もない
情けないものだった。そこには、なんの思想性もない。本書を評価する人が多いという
ことは、それだけ思想を大事にしない人が多いということだろう。まさに、日本人の
無思想性がよく表れている。
こういう本を高評価する人って・・・。
アマゾンに数多くのレビューを投稿し、「ベスト○○レビュアー」になっている方がいるが、その方々の高評価本がほんとうに「当たり」なのかどうか、その試金石になると、個人的に考えているのが、この本。

福田和也氏も書いているように「かつて全共闘運動に従事し、挫折してから天才ボクサーとなり、今はアル中のバーテンなのだが、イノセントな若い娘に惚れられている」というのが、この主人公のキャラクター。

こんな、カッコ良すぎる主人公が活躍する小説に、5つ星をつけるレビュアーの方は、自分とは違った本の好みをもっているのだなあ、と思ってます。
喉ごし爽快・・・?
二大文学賞w受賞という前看板とレビューの多さから興味を持ち読みはじめました。
文章が簡単で、セリフのやり取りが多いせいか短時間で一気に読めます。
登場人物に「愛すべきキャラクター」が多く、生き生きと描かれていてリズムに乗せられ完読してしまいました。
「爆弾」「テトリスト」と言葉から連想するものを裏切り一貫して、暗い色はなく読み終わったあともすっきりしています。
テトリストと言う言葉から、もっと問題を掘り下げた生生しいストーリーを勝手に想像していたので、ちょっと肩透かしをくらった気分も。
登場人物は、本当に高感度が高く、現実感に乏しいかなと思ったり。
著者の言葉遊戯というか、リズムを伴うかのような単語の連鎖はとても好きです。
読んでいる間はしっかり読書に浸れ
読み終われば、本を閉じ戸棚に置き日常生活に戻れる、そんな作品です。

最高傑作……?
文章はとてもよく、一気に読むことができました。
でも、読み終わったあとに思ったのは、あまりに都合がよすぎなんじゃないか?ということです。偶然が多すぎる!
それに、主役の男性があまりにベタです(笑)
普段はうだつのあがらない男だが、実はものすごいヒーロー……という、古典的な設定。
周囲の人が「おまえはなんてすごいんだ!」と褒めすぎです。
読んでいるほうが恥ずかしくなりました。
でも、こういうベタが受けるのかもしれません。