パラレルワールド・ラブストーリー (講談...

- 講談社 価格 ¥ 780
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パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)


講談社

価格(new/used): 780 円 / 240 円 より
発売日: (1998-03) アマゾン売上ランキング: 4760 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 49件

どちらかというとミステリー?
隣の電車の車窓から見える女性にほのかな想いを寄せる崇史、幼馴染の智之が恋人として崇史の前に連れて来た麻由子。

そんな冒頭、親友の恋人が自分の恋人となっている過程、曖昧さとは違う記憶のもつれた糸が織り成す巧みな伏線は読者をも翻弄していく。
かすかな恐怖を感じつつもグングン引き込まれ、実は私もパラレルワールドにはまってしまったひとりかも・・・


踏み込んではいけない領域を超えてしまった並外れた頭脳のたどり着く先は・・・
友情か恋愛か、得るものと失うもの、それはあまりにも大きく、欲望を満たすために人はここまで冷酷になれるのか、破壊と建設は紙一重。
そして私にも、誰にもこういう心理が存在することを否めない。

どこまでも信じきること、優しくて哀しい嘘とそれは背中合わせになっている。

現代版こころ
この作品を読み終えて初めに感じたのは現代版こころだなと言う事。
読んでいる途中、自分ならどうするかなってイロイロ考えてしまった。
更に心情だけでなく設定も複雑で読み進めるうちにドンドン謎が深まり、少しずつ謎か解けていく。
オススメの作品なのであえて内容は触れないでおきたいと思う。
新鮮味に満ちたラブストーリーの真髄―友情と恋の狭間で揺れ動く人間心理!
 以前から妙に気になっていた東野作品の1つが本書だった。興味関心を惹くのは、タイトルの「パラレルワールド」という表現だろう。東野圭吾が描き出すラブストーリーが巷に溢れた並みの内容であるはずはない。事実、本書を読み終えて私はそう感じた。彼の作品は導入部分が素晴らしいとあらためて実感している。「序章」の分量は短いが、読者を彼の世界観(彼がこれから展開するストーリー)に引き入れるには十分な内容であった。要するに、最初の数頁で本書の価値は決まったわけだ。

 「記憶」が本書の重要なキーワードの1つ。前後に揺さぶる作風は見事だが、「読みずらい」と感じる読者もいるに違いない。むろんそれは、ありふれた恋愛作品を超えたものを執筆したいという作者の信念に起因するものだが、現実と記憶のなかで揺れ動く人間心理のダイナミズムを克明に描いており、今読んでいる内容が「真実」なのか「虚構」なのか、混乱してしまう可能性があるからでもある。私自身、読み返した箇所が何度かあった。とはいえ、「友情」と「恋」(親友の恋人を愛してしまうという設定)の狭間で揺れ動く主人公の心理的葛藤は、十分に伝わる。自分をその主人公に置き換えて読んでしまう。簡単に「よくある男と女の三角関係の話か」と思うことなかれ。そこには上述された「記憶」をめぐる専門的知識を駆使した内容が加味されている。

 総じて、本書が一味も二味も違う作風になっているのは、友情と恋を描き出した物語の基盤には、「高度な専門知識」に裏付けられた作者の世界観があるからである。本当に東野氏はよく勉強している。それを小説に組み込んで卓抜の作品を作り上げている。一気に読み終えてしまうような作品は少ないが、本書はその1つとなった。「帯」には「今ではもう書けない」とあるが、それは本書がそれだけの価値を秘めた作品であることを著者自身が明確に認めている証左であろう。神秘的なラブストーリーだ。
ちょっと分かりづらかった
表題の通り二つの世界が同時並行して進んでいくので、
一気に読まなかったためかちょっと分かりづらかったです。
私の読解力がないだけかも知れませんが・・・・

ストーリーそのものはとても面白かったのですが、
ヒロイン麻由子の魅力がどうも伝わってきませんでした。
主人公の2人の男性は非常に魅力的に描かれているのに、その2人に
想いを寄せられる麻由子の人物にどうも魅力を感じられなかったので、
なんか少し納得いきませんでした。私だけでしょうか・・・
パラレルワールドラブストーリー
 崇史は智彦から麻由子を奪ってしまったことになるの? なんか崇史って嫌な感じ。ついでに麻由子も。