黒猫館の殺人 (講談社文庫)

- 講談社 価格 ¥ 650
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黒猫館の殺人 (講談社文庫)


講談社

価格(new/used): 650 円 / 1 円 より
発売日: (1996-06) アマゾン売上ランキング: 181289 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.0 / 総数: 21件

う〜ん・・・・
正直今まで読んできた館シリーズ6作の中で一番つまらなかったです。僕は。
トリックのアイディアはいいと思うんですけど、真相がわかったときも「だから何?」って感じでした(笑)
前作の時計館の殺人がスケールがでかかっただけに、今ひとつ印象に残らないというのが正直な感想です。
ちなみに、僕が館シリーズで面白かった順は
「人形館」→「十角館」→「時計館」→「迷路館」→「水車館」→「黒猫館」といった順ですかね。人形館はあまり評判よくないようですが僕は好きですね。トリック云々というより、物語の雰囲気が好きです。
スカッと騙されて気分がよかったのは十角館ですね。もし未読の方は参考にどうぞ。
あと、やっぱり一作目の十角館から順に読んでいった方がいいですね。
ランダムに読んでも支障はありませんが、ところどころで前作の事件の話題が出てきたりもするのでね。
ですからこの黒猫館に興味があるかたでも、まずは十角館から順に読んでいくことをお勧めします。 
最後に「してやられた!」
館そのもののトリックがシリーズ通しでも1番大掛かりで、
このページ数の作品でこう来るか、という驚きがありました。

その分、他のシリーズに比して「殺人」自体が
弱かったのでおすすめ度では4点ですが、
タイトルに堂々と「殺人」をうたってなかったら満点を付けたかったです。
黒猫館には猫はいる?
館シリーズの中では分量少な目の作品ですが,いろいろと楽しめる趣向が施されています。
世捨て人の管理人と別荘に来たドラ息子の友人たち,どのような事件が起こるのでしょうか。
ねたばれしない程度の読後感を述べさせていただきますと,
相変わらず動機がなんだかなぁですが,その整合性は読んでて納得の腑に落ちさ具合でした。
1冊だけ館シリーズから読むのでしたらお勧めはしませんが,通読している人には読まなくてもいいよといえるような感じではない作品です。
ちまちまとした間違い探し
壮大な仕掛けの作品ではあるが、その内容は、
ちまちまとした間違い探しとなってしまっている。
スケールの大きさが全く生かされていない。
読者には、間違い探しをする位しか楽しみが無い
作品ですね。
館シリーズのターニングポイント
作者によると館シリーズの折り返し点に位置する作品だそうです。本作のメイントリックはアマチュア時代(=館シリーズを書き始める前)から暖めて「たものなのだそうですが、作者があとがきで書いている通り、館シリーズにぴったりとフィットしています。というより、館シリーズ以外では使い物にならないんじゃない?という気もしなくもありません。アマチュア時代の構想ではこのトリックをどういう小説で使うつもりだったのか、ちょっと興味があります。

本作の主眼は「黒猫館とはどんな館なのか?」という点に尽きます。確かにこのアイディアは面白く、シリーズの他の作品に出て来る館が「殺人以外には役に立たないんじゃないの?」という気がする一方で、本作の館は「こんな別荘が実際にあったら面白いだろうな」と思いました。その分、肝心の殺人事件が弱いのはちょっと残念。