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世界にひとつしかない「黄金の人生設計」 |
| - 講談社 価格 ¥ 840 | |
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世界にひとつしかない「黄金の人生設計」講談社 価格(new/used): 840 円 / 151 円 より 発売日: (2003-11-21) アマゾン売上ランキング: 5390 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 29件 身を守るために読んでおいて損は無い資産形成の手法や 日本の国家財政、 教育問題など 個人の金銭を中心に 記しています。 2008年の今、そのいくつかの予言通りに 進みつつあるのが残念です。 ようく考えよう、お金は大事だよ。そのお金についての本です。「世界にひとつしかない黄金の人生設計」 橘玲 講談社αー文庫 目次 プロローグ 1、不動産は人生にとって本当に必要か 2、6歳の子供でも分かる生命保険 3、ニッポン国の運命 4、自立した自由な人生に向けて あとがき 1 □ 不動産の取得コスト 取得金額の6〜7% ローンの場合 ローンの保証料 □ 不動産を売却した場合の課税額 長期譲度所得 (取得期間が5年以上) 所得金額の26% (所得税20%+住民税6%) 短期譲渡所得 (取得期間が5年未満) 所得金額の52% (所得税40%+住民税12%) □ 金利が上昇するという前提で返済計画を立てましょう サラリーマンの場合なら年収の20%が限界 □ 低金利のうちに、できるかぎり借入元本を減らしましょう □ 「一物四価」 @実勢価格 A公示価格 1 B路線価 0.8 C固定資産税評価額 0.7 □ 比準価格 周辺の土地の売買価格で、そこから導き出された価格 ↓ 取引事例比較法 □ 収益還元法 収益価格を基準に値段を付ける □ 土地の価値はそこから生まれる収益で決まる。 □ 賃貸契約書には、地価が上昇した場合など、家主側に家賃の 値上げ交渉を行う権利があると明記している。 2 □ 対象者が増えれば確率の精度が上がることを「大数の法則」 □ 10万円を貯金して、20年後に20万円にするためには 利率はやく3.5% □ 予定利率が高いと保険料は安く 予定利率が低いと保険料は高い □ 解約返戻金 途中解約のための払い戻し規定 □ 定期保険の場合は、解約返戻金がいちばん高くなるところで 解約する。 □ 定期付き終身保険のリフォームポイント @子供の成長にしたがって、保険金額を見直し、不要な部分は 解約する A保険料の安い通販系の定期保険に乗り換える Bバブル期に契約した定期付き終身の終身部分は予定利率が高い ので維持 □ 相続 基礎控除 5000万 法定相続人ひとりにつき 1000万 生命保険金相続 法定相続人一人につき 500万 □ 個人年金型は雑所得 他の所得と損益通算 □ 学資保険 受取人を契約者本人(保険料を支払った人) nanaruの感想 不動産・生命保険・教育費が人生3大出費といわれます。 「よーく考えよう・・お金は大事だよ・・」 考えると、お金について教わるというのは、ありませんよね。 なぜ、大切なものなのに学校では教えないのか? nanaruもサラリーマンの時には税金などはあまり気にしません でしたが、自営業になると、税理士さんなんかと話す機会があり 税理士さんも、こちらからこればどうですか、と問いかけることで 注意して話を聞いてくれたり、そこまで考えているのですかと言って くれたりして、話す内容が深まります。 専門的にはわからないことでも、大体の内容を理解して、問いかけ 専門家と協力しましょう。 30代前半までに読んで損は無い一冊本書では人生設計=ライフプランが大きく社会的な 制限を受けるものであり、(基本的には)そこから 逃れることは出来ないという実は当り前だけれども、 認識し辛い現実を意識させてくれます。 中心テーマが不動産と保険となっており、具体的な 資産管理や海外投資などについて書かれている訳では ありませんが、人生設計の際に参考になる指針を 与えてくれることは間違いないでしょう。 何となく周りに流される生き方をしていると、 就職、保険、不動産、資産管理などは、ついつい 自分が知っている人と同じことをしてしまうことも 多いかと思います。少し違った見方や安易に国や 企業に頼らない生き方を心掛ける30代前半までの 方に特におすすめです。 4年前に本書を初めて読んだ時には、経済的自由 という思想は理解できても、不動産や保険などに ついては現実味が余り沸いていませんでした。 しかし、改めて読み直し日本の制度や状況が 相変わらず停滞したままであることや、本書が 自分自身の人生設計に大いに参考になっている ことを再確認できました。 ■金融商品をどう捉えると黄金の人生を手にいられるかが書かれています。・文庫本化にあたっての橘さんのプロローグがズバズバ刺さります! 本書が最初に出されたのは1999年。そして文庫化が2003年。 その時点の見解としてこうあります。 「本書の指摘の多くが現時点でもそのまま通用する。 公的年金や企業年金、医療保険制度が構造的に 破綻せざるをえない理由を本書でも述べたが、 それと全く同じ議論が現在も繰り返されている。〜中略〜 ”改革”に明け暮れた4年の歳月を経ても問題は何一つ解決されず 私たちは今も同じ場所に留まり続けている。」 ・本書は以前読んだことがありました。 上記の前書き通りのことがあれから4年経った2007年現在も 全く解決されぬまま、自民の総裁選そして自民と民主の茶番が 繰り広げている。そしてそれは表面的現象で、 本質は官僚達の省益・権益争いだ。 ・本書には駄目な理由とどうすべきかが説得力持って展開されている。 政策立案者は少しでも国のことを考えて、今すぐ何とかして欲しい。 ・本書は、不動産、保険、年金の3本柱で構成されている。 どの項も素晴らしい。不動産購入の前には是非目を通すことをお勧めしたい。 ・不動産について本書の結論: −「不動産神話」は1970年代に終了している。 −不動産を投資と考えた場合、その他の投資、たとえば株式投資に比べて 取得コスト(取得するだけで7%程度かかる)、保有コスト、売却コストが 高すぎて、相対的に非常に割高。 −日本における「新築至上主義」の悪影響の指摘。 (日本の住宅耐用年数は30年<米国80年<英国140年 =これは質の悪い住宅を大量共有して回転させる悪しき住宅メーカー の販売戦略に踊らされている国民の愚であると。) −不動産特有のリスクが多々ある(欠陥住宅など。) −また、長期的には少子化による人口減少で地価下落圧力は大きい。 −都市圏の不動産はかなり割高 →明治時代は生涯を賃貸で終えるのが当たり前だった。「持ち家こそが 人生最大の目標」というのは戦後50年の間に作られた妄想である。 本書を鵜呑みにしない判断力が経済的自立への第一歩世に蔓延するマネーの常識に淡々と異議を唱える「ゴミ投資家シリーズ」から派生した新シリーズ。著者のシニカルかつ冷静ぶった語り口は「悲観論は論者を知的に見せる」の格言通り、読んでいて自分がさも"勝ち組"の側にいるような錯覚を感じてしまうが、ここで鵜呑みは禁物。著者は旧来の持ち家神話・生命保険神話を「高度成長(=インフレ期)時代の遺物」と切り捨てるが、著者の主張にしたって逆の見方をすれば「デフレ期を前提とした決め付け」と言えなくもない。後半になると、「サラリーマンは搾取される可哀想な人種」とばかりに、年金や保険制度の不備を役人批判を交えつつ断言口調で書いているものの、これも論理の飛躍が随所に散見される。例えば「厚生年金基金は絶対上手く行きっこない」と断言している箇所だが、確かに一昔前は予定利率は5.5%で固定されていたが、現在は(つうか本書の刊行時には既に!)予定利率は自由化されており、本書の批判は当たらない。 全般的にマネー勉強のきっかけとしては面白い読み物だとは思うが、本書を鵜呑みにして「公的年金はねずみ講」「法人成りして経済的自由をGET」などとしたり顔で語っているようでは、経済的自立など覚束ないことだけは確か。本書の内容すら疑ってかかる判断力・洞察力こそ経済的自立への第一歩である。 |