マンガ皇妃エリザベート (講談社+α文庫)

- 講談社 価格 ¥ 924
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マンガ皇妃エリザベート (講談社+α文庫)


講談社

価格(new/used): 924 円 / 1 円 より
発売日: (2001-01) アマゾン売上ランキング: 31289 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 6件

周囲の人物の心理描写も絶妙。
エリザベートだけでなく、周囲の人物の心理描写が絶妙でした。
特に、皇帝フランツ、ルートヴィッヒ2世、息子のルドルフなどエリザベートに
影響を与えた男性達の描写が興味深いと思いました。

内容が史実にかなり忠実で、衣装などもところどころ実在の写真を参考にされている
ようです。
作画となったことでいままで本で読むだけではぼんやりとしていたそれぞれの人物象に、
(良いか悪いかわかりませんが)新しいイメージが追加されたように思います。

ただ、幼少期からいろんなエピソードを持つエリザベートを1冊のマンガで表現するのは
やはり限界があるようで、少々展開が速過ぎる感もありました。叶うならば3部作などで
じっくり読んでみたい気がします。
人物描写がキレイ
ジャン・デカール著の原作を塚本氏の監修という企画が興味深く、目を惹きました。

作画においてエリザベトの美しさがなんとなく表現できていると思います。
ヘアスタイルや衣装もところどころ、
描写に近いものがあって、肖像画や写真にも忠実なものがあり、大変楽しめます。
コルセット姿も違和感なかったです。
活字嫌いの世代には、活字の本に親しむきっかけにいいかとも感じました。

印象的なのは、ルドルフの取り扱いです。

原作の和訳本はすでに読み、そこから皇太子への興味が高まりました。
ルドルフの「情死」はまだ謎のままであり、
20世紀の皇帝に相応しい人物だったルドルフ皇太子を
知るきっかけになりました。
泣きました。真面目な男の、一途な片思いだったのでは
エリザベートの肖像画を拝見して、とてもお美しい方だな〜と興味を持っていたので、伝記漫画として読みました。

 絶世の美少女のエリザベートは、皇帝フランツに一目惚れされ、望まれて結婚するのですが、宮廷のしきたりや厳しさに耐えかね、次第に健康と精神を病んでしまい、王妃らしくもなく乗馬に励んだり、ヨーロッパをさまよったりするようになってしまいます。

王室に嫁いだダイアナやグレース・ケリー、美智子様も、ご苦労されたようですし、最近では皇太子妃の雅子様が適応障害になられたそうで、さぞかし昔のヨーロッパの王室はもっと厳しかった事だろうと思います。

 でもやはり、運動したり馬に乗るのが好きな活発な女性で、人の好き嫌いが激しく、野性的で従順でなかったエリザベートは性格的に、王妃という役割には向いていなかったのではないでしょうか。
 恋愛結婚など許されず、政略結婚だった昔の王室の結婚で、好きだというだけで結婚してしまった時点で、すでにオーストリア王室と帝国の崩壊という運命は決まっていたのかもしれません。

漫画のラストはなぜか泣いてしまいました。
皇帝フランツは本当に、エリザベートを愛していたんですね…。

この漫画ではどうにか二人の美しい純愛に仕立てようとしていたけれど、それでも最後まで読んで思ったのは、エリザベートは皇帝からの求婚を断れるはずの立場ではなかった訳だし、体調不良や色々な理由があるようだけれど、まるで避けるようにして、夫の側にはあまりいなかった事を思うと、多分、ずっと皇帝フランツの片思い状態だったんじゃないでしょうか・・・。

絵も美しく、エリザベートの入門書漫画としてお勧めです。
玉の輿、嫁姑問題、子供の教育、まるで女性週刊誌の世界
 他のエリザベート関連本と比べ、本書で面白いと思ったのは、息子のルドルフ皇太子の取り扱い方でした。情死事件を、急進改革派らによる謀殺とし、バイエルン王ルートビッヒ二世との意味深な(同性愛)関係を描いたことでした。作風には、ビスコンティ監督の『ルートビッヒ/神々の黄昏』の耽美な雰囲気も出ています。厳格な姑、馴染めない格式ばった家風に反発、ままならない養育、シンデレラとは違い、悲劇的でドラマチックな人生は、エリザベートを伝説の高みへと押し上げる。本書は、そんなエリザベートの魅力を充分に見せてくれます。
一気に読めました
彼女の人生をドラマティックに描いています。
私は何気なく読んだこの漫画から「エリザベート」にはまってしまいました。
特に最後のページで泣いてしまったのは、私だけでしょうか・・・(T_T)