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猫のあしあと |
| - 講談社 価格 ¥ 1,680 | |
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猫のあしあと講談社 価格(new/used): 1,680 円 / 599 円 より 発売日: (2007-10) アマゾン売上ランキング: 40752 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 5件 増していく真摯さ前作『猫にかまけて』に続く猫ライフエッセイ第2弾。 まず、前作に比して、町田氏はいっそう生き物に対する真摯さが増してきているなと感じた。悲しくもこれは、次々と訪れる猫たちの死による結果なのだろうが、しかし、今のような世の中で動物の死からこれほど自身を顧み、疑い、生に対しての追求を怠らない人が、他にいるだろうか。 そう、町田氏は飼い猫たちを「ペット」などとは思っていないのだ。人間である自分と対等の、いや、ともすればそれ以上の者として動物たちに接している。単なる愛護心からでなく、共に暮らすことによって生そのものを教えてくれる存在として、猫たちを見ているのだと思う。 町田氏ファンのあいだではすっかり有名となったゲンゾーの死に接して、彼は強い自責の念に駆られていることを述べている。そんなに思い詰めずに、と思う一方、彼のそういった姿勢をなぜか私は拒むことができない。おそらく、自分も人間という生き物としてこうありたい、という思いがあるからなのだろう。 本書のタイトル『猫のあしあと』は、間違いなく著者の増幅された真摯さの反映だと言える。以前は『猫にかまけて』いたのが、もう「かまける」とかそんなレベルではなくなったことを示しているのだ。(表紙のカバー写真も、前作に比べてかなりほの暗さがある。) 町田氏特有のエピソード描写で抱腹ものの部分もあるが、笑いだけでは済まされない、「生きていく者」としての内省を見つめさせられる一冊。 よかった!動物と暮らしている人には是非オススメしたい本です。 前作もそうでしたが、今回も同じ気持ちになりました。 我が家で暮らす犬達と共有できる時間を、大切にしよう。と 初心に帰らせてくれる本だと思います。 野良猫を何匹も引き取って、育てるという事は なかなかマネできない事です。 頭の下がる思いがしました。 『猫にかまけて』の第二弾町田康さんの文章からは、所謂「動物愛護者」から感じられる視野狭窄、人間と動物は同じものだ!という押し付けがない。 大抵の「生き物好き」は、人間に似た思考・行動をするから動物も尊いと考えがちで(特に愛犬家にこの傾向が強い気がする)、つまりは人間が好き、結局のところ人間に近いものしか認めていないのではないだろうか、とツッコミたくなる人も多い。 ところが町田康さんは、ありのままの猫、人間が理解出来ない部分も含めて、猫そのものが好きらしい。不器用に懸命に、そして嫌味なく彼等の味方であろうとしているように感じられた。 うっかりすると人間を癒す為だけに存在すると思われがちなペット達との関わり方を、改めて考えさせられる本だと思う。 私も猫を飼っている。こういう飼い主でありたいと思う。 第一弾の『猫にかまけて』と二冊セットで、全ての生き物好き必携の著。飼う側の姿勢を正してくれる、素晴らしい本です。 …猫の写真も可愛いですよ(笑)。 『猫にかまけて』との比較『猫にかまけて』の続編と聞いて、予約して買いました。『…かまけて』に続き、おもしろおかしく楽しいエッセイで、引き込まれてすぐに読めてしまいました。しかし、なぜかもの足りなさを感じるのです。それはきっと著者が『…かまけて』の頃より猫通になってしまったからではないかと思います。傷ついて保護された猫が次々と仕事場や家に連れてこられ、病気になっては狼狽し、回復してはささやかに喜び、死に際しては心から悔やみ涙する日常がつづられているのですが、それぞれへの驚きが『…かまけて』のときほど大げさではなく、また、猫の行動観察に対する描写が『…かまけて』のときには他にないほどユニークだったのに対し、『…あしあと』の方では、病気の猫が多いせいか、多少ひねりがあるなぁとは思うものの『…かまけて』を超えることはなかったように思いました。第二弾の宿命であるとも思います。 けれども、いつも思うのは町田康さんの人間性はユーモラスで魅力的です!独特の文体もやはり心地いい! もう読み終えちゃったよ。「猫にかまけて」の続編が出ると聞いて買わないわけがない 今日の夕方7時頃に届いて、9時には読み終えていました ゲンゾー君の話を読んでいる時には 泣けて泣けて仕方ないのに 愛くるしいゲンゾー君の写真に笑みがこぼれてしまう まったくおかしくなりそうだ、どうしてくれるマチダさん? |