向田邦子の手料理

講談社 - 講談社 価格 ¥ 1,680
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向田邦子の手料理

講談社
講談社

価格(new/used): 1,680 円 / 975 円 より
発売日: (1989-05) アマゾン売上ランキング: 19657 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 15件

受け継ぎたい、稀代の料理本
荒唐無稽、傍若無人(?)の向田邦子さん。妹さんの和子さんによる「向田家の料理」本です

読んでいて、見ていて、腹が鳴る料理本はなかなかありません。「簡単です」とか「1日かけて」
とか、そんな時間的な在り様をすっかり超える料理と、料理に纏わる逸話の数々。これを読めば
料理したくなるし、献立に詰まったらこれを読む。いくつかのレシピを除いて安価に納まる
素晴らしさ!ほとんどのレシピを近場のスーパーマーケットで買ったものと自宅のむさ苦しい
キッチンで楽しめます(レシピが簡単でも面倒な食材と大量の油を使う料理本は信用ならん!)
一品4人前が300円で納まるレシピがズラリと並んでいます。それが楽しいのです

ソフトカヴァーでデザインも大したことありません
でも、数多くのレシピ本が持て囃される中、こんなに親密なレシピを数多く教えてくれる
本は。。。なかなか見つかるもんじゃありません

それと僕の生活には残念ながら器を愛でる余裕はありませんが、骨董の、しかも安手のものを
見事にあしらった向田ファミリーに心からの敬意を!
手軽、飾らない料理たち
向田さんの人柄を表すような、手軽で飾らない料理ばかりです。
料理事始めの本
結婚後はじめて手にした、思い出深い料理本です。
気張りすぎず、簡単でちょっと目先の変わった料理が満載で
料理初心者の頃は来客を迎えるため、そして主人の食事ための献立を
この本から選んでいました。
勤務先が赤坂にあり、仕事をしていた頃には妹さんの店へも幾度となく
足を運んでいました。閉店、と聞いたときには寂しく思ったものです。
この本から我が家の定番とさせていただいた料理、多数。長い年月が経った
今でも食卓を賑わせています。

料理とともに掲載されている日々の暮らしぶりや愛用の器たち、そして
縁深いお友達のエッセイからは、向田さんの暖かな飾らない人柄が偲ばれます。

我が家の食とおもてなしの原点が、この本にあります。
とても役立つ素敵な料理の本
二十冊くらい料理本を持っていますが、そのなかで一番開いてみることが多く、しかも実践に役立つのがこの本です。
向田さんがご実家の味とご自分の生活のなかで見つけた味を巧みに融合させていらっしゃるせいでしょうか。

凝った材料や難しい料理法なしに、しみじみと美味しく元気の出る料理の数々。
ひとつひとつが忙しい毎日のなかで工夫された「おかず」だけに簡単に作れてしかも滋味あふれる味ばかりです。
なかでも「牛肉とごぼうのうま煮」「鶏肉のレモン風味炒め」は我が家の定番料理となっています。

向田さんの才女ぶりは今更言うまでもないですが、食・器・衣・旅、そしてプレゼントなど
すべてにわたって「粋」な方だったのが伝わってきます。
決して贅沢でも華美でもなく、でも一本芯の通った生き方、これこそ真の洗練と呼べるのかもしれません。
妹さんや植田いつ子さんのエッセイなど、人柄を偲ばせるエピソードも満載で
美味しいお料理を教えていただきながら、いつのまにか向田さんのファンになってしまう、そんな素敵な本です。
基本もおもてなしも
大好きな向田邦子さんの料理の世界を実際に自分で作って味わえる料理本。向田さんのエッセイや小説を読むたびにどんな味なんだろうと想像していたものが味わえるので、向田邦子ファンには欠かせないものだと思う。新婚当時にこの本を購入しそれから何度となくこの本の中の料理を食卓に乗せてきました。基本のものやおしゃれなものまで、楽しんでつくりました。そして、向田さん宅からお嫁に来た一品が自分のものになりました。自分の出した料理が、いつの間にか他の人の家でもアレンジを加えられて食卓に上ることを向田さんは、お嫁に出したという表現を使っていましたよね。レシピ以外にもエッセイの抜粋や知人の方々の思い出話などもあり、料理の合間に楽しめる本だと思います。