小僧の神様・一房の葡萄 (少年少女日本文...

- 講談社 価格 ¥ 2,100
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小僧の神様・一房の葡萄 (少年少女日本文学館)


講談社

価格(new/used): 2,100 円 / 139 円 より
発売日: (1986-10) アマゾン売上ランキング: 82944 位
単行本 / 通常3~5週間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

忘れ去られるには惜しい作品群
あまりに有名な「城の崎にて」ぐらいは読んでおこうか、というぐらいに気持ちで買ったのですが、地方の無名の芸術家との出会いを描いた武者小路の「ある彫刻家」の、なんていう話でもないのにぐいぐいと作家の世界に引き込まれる魅力。同じ都会の中にまったく違う世界が存在している不思議を考えさせられてしまう志賀直哉の「小僧の神様」。それ以外にもルポルタージュ風の作品から、時代物まで変幻自在に言葉を操る志賀直哉の作品群。「小説の神様」とは聞いていたけど、神様に出会えないまま生きていくところでした。作品ごとに、まったく違う読後感が味わえるのも、贅沢な気持ちになれます。子供だけに読ませるのはもったいない。大人も難しい言葉はちゃんと解説付きの方がいい。というわけで、テンコ盛りな魅力に敬意を示して、星5つとしました。