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万葉集―全訳注原文付 (別巻) (講談社... |
| - 講談社 価格 ¥ 1,070 | |
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万葉集―全訳注原文付 (別巻) (講談社文庫)講談社 価格(new/used): 1,070 円 / 1,800 円 より 発売日: (1985-12) アマゾン売上ランキング: 2410 位 - / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件 字は小さいが、全てを網羅したコンパクト定本『万葉集』について一言だけ言わせていただくと、国家建設に不可避であったろう記紀や古墳のような巨大な政治権力の産物にはない「日本の古代」(故網野善彦に言わせれば「日本以前」)を考え直すときの救いが、その多様性と全体性の結実の中に潜んでいると考えています。『万葉集』について「日本」最古の準勅撰的な歌集であるという文学史の知識だけで素通りし、到底その後の歴史で経験する悲惨も精華も、潰え去った理想や野望までも既に全てそこに含まれていて、現代の人間の「人間性の起源」としての普遍的な「古代」を明るみに出す物語がそこに織り込まれていることまでは普通は思い至らないかもしれません。漠然とした「昔」ということではなく純粋に構造的な「起源」、人間性の全体がそこに含まれた「起源」を解明するための最良のテキストが『万葉集』であり、人類に通底する人間にとっての「古代」の意味の謎を解き明かす手掛かりが万葉歌であるということは文学史を引かなくとも判ると思いますが、もっと言うとそれは「起源」でさえなく、非歴史的「人間」と歴史的「人間」の、それは通過点であり、中間地点であったと言えます。非歴史的「人間」にとってはそれが結果であったのであり、私たちの共通の祖先の心の最終的な集約が万葉歌であったということに、そして歴史を超えた「記憶」に想起される「古代」ということの水準の違う広がりとその底知れなさの方に、この『万葉集』を媒介としてもっと思いと考察を到らせるべきではないでしょうか。 万葉集全てを知りたい人に最適現代の万葉学第一人者中西進全訳注原文付き4巻および別巻として万葉集辞典があります。 万葉集すべての歌について読み下し、原典校訂、注釈、現代語訳がされており、万葉集を全て読んで見たいあるいは研究したい人に最適です。この、別巻の万葉集辞典がかなり役に立ちます。同じ作者の作品あるいは恋人、愛人などの作品が検索できるし、日本書紀に出てくる登場人物と照らし合わせながら歴史を探ることも可能です。特に、穂積皇子と但馬皇女、高市皇子と十市皇女等の関係、背景などを調べて行くと、頭の中でいろいろ考えを巡らしているうちに涙を流すことがあるほどです。 同じテーマの商品を探す
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