件獣 人工憑霊蠱猫 (講談社ノベルス)

- 講談社 価格 ¥ 998
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件獣 人工憑霊蠱猫 (講談社ノベルス)


講談社

価格(new/used): 998 円 / 102 円 より
発売日: (2006-03-07) アマゾン売上ランキング: 87773 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.0 / 総数: 1件

ドラえもんですか?:いっそ爽快だが
人工憑霊の四作目。蠱猫、白澤、渾沌王の三冊が一編を成す関係上、寧ろ二作目というべきだが。これも時間的にいえば前作とあまり離れてはいない。小作りなところも同様で、何とか鬼面人を驚かす場面を作りたいのがよく見えて微笑ましい。勿論この一冊にも最後の「卓袱台」返しが用意されているのだが・・化野先生、そりゃ反則でしょう。ドラえもんですか!?まあ、いっそ爽快なのですが。途中で何をしようとしてるか判って、大笑いしましたよ。
閑話休題。このシリーズは一人称小説だが、話し手がどんどん変わってゆく。それに連れて表面上の言葉遣いは相応に変化するのだが、話の持って行き方は全部同じ。殊に、蘊蓄を傾け出すともう同一人物に見える。センスが古いとも思わないし、文章が下手とも感じないのだが、全体に稚拙な印象が拭えないのはそのへんか。頑張ってほしい。