子守り唄の誕生 (講談社学術文庫)

- 講談社 価格 ¥ 945
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子守り唄の誕生 (講談社学術文庫)


講談社

価格(new/used): 945 円 / 700 円 より
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熊本や宮崎の人なら耳にしたことのある歌
子守り歌といえば、子供をあやすための歌だと思っていたんですが、貧しい子たちが守り子として奉公に出た時の歌なんだそうです。
だから別名を守り子唄。
そういえば、子供のための歌というよりも、子守りをしている側の歌が多いような気がします。
子守りといっても11・12歳くらいの子だったらしいのですが。。。

歌の歴史的背景を知ることができて、私としては満足な本でした。
語り継がれてきたモノにも歴史があって、そういう上に今があるのだと思えたので。

子供の頃よく母が歌ってくれたのも、五木の子守唄でした。
子守唄の水底に…
 主題といい、文体といい、赤坂憲雄氏の真骨頂である。子守りが、遊び/労働、
少女/女の境界をゆきつもどりつしながら、子守少女の自己慰安のモノローグと
なる。奉公先の苦しさ、背負う赤子の憎々しさ。子守唄は、およそ「権力」など
というものとは無縁の少女による、行き場のない感情のほとばしりである。せい
いっぱいの「異議申し立て」である。いや、しかしそんな守り子唄は、村々に主
人の秘密を暴露する旋律でもあった。子守唄がイメージする牧歌的で郷愁を誘う
のとは異質のかおが、みえかくれする。