現代政治学入門 (講談社学術文庫)

Bernard Crick - 講談社 価格 ¥ 924
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
現代政治学入門 (講談社学術文庫)

Bernard Crick
講談社

価格(new/used): 924 円 / 560 円 より
発売日: (2003-07) アマゾン売上ランキング: 59504 位
文庫 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 6件

政治学とは何か?
平易に書かれた政治学の入門書。

政治学というものは、一体何をするのか、というのがメインテーマ。
全体としてのバランス、多角性はなかなかよいと思われる。
難解な用語でお茶を濁さずに、一般の用語でわかりやすく書いているのはうれしい。
全体としては200pもないが、これ1冊で政治学のおおよその俯瞰はできるだろう。

政治学を志す人にはもちろんだが、一般の人にも薦められる政治学入門書だといえるだろう。
とても読みやすい政治学の入門書。
難しいタームを使わないで書かれた、わかりやすい政治学の入門書で、英国では大変評価が高いと言う。
訳者あとがきによると、世界で一般的な政治学、というよりも英国スタイルの政治学の入門書であるらしい。

これから専門的に政治学を勉強しようとしている方には入門書として、またそうでなくても基本的な教養として、幅広い読者を獲得できそうな本である。
簡単に考える政治学
 ロンドン大学名誉教授のバーナード・クリックが現代政治学について書いた本。1980年代末に書いた事もあり、ソ連に対する記述もあるなど、時代を感じさせる。 内容は政治学とは何か、学部でどのように学べばいいのか、はたまたイギリスのどの大学のどの学部ではどういったことが教えられているのか、というようなイギリス人の学部生、高校生向けの本。時々、政治学の思想や理論について歴史的な人物を出し、解説するが、これが非常にわかりやすい。彼の口語的な文章や表現に不満な人もいるだろうが、個人的には読みやすかった。頭の体操と休憩には丁度良いかも。
WHAT IS POLITICS?
「現代政治学入門」というタイトルですが、原題は"WHAT IS POLITICS?"です。
このタイトルが内容をよく表しています。
"政治とは何か?"と"政治学とは何か?"についてクリックの考察が書かれています。
アメリカで発達した行動科学革命以降の"Political Science"ではなく
伝統的な歴史的・制度的・哲学的アプローチ中心の"Politics"の色がやや濃い本です。

第1章・第5章~第7章が"政治学とは何か?"にあたる部分で
政治学の学問領域の解説に費やされていますが
例えば、「政治哲学」「政治理論」「政治思想史」「政治的教説」の区別を試み
かつ相互の関係を明らかにしている件など、単なる学問紹介に止まっていない
ところはおもしろいです。
(もっとも原書は1987年の本で、政治学の学問領域もさらに広がっていますし
イギリスを前提として書かれているので日本では少し異なる部分もありますが。
政治学の専攻を考えている方などより日本での政治学に関心がある場合は
AERA MOOK「政治学がわかる。」朝日新聞社などがよいかもしれません。)

"政治とは何か?"にあたるのが第2章~第4章ですが
巻末に藤原帰一教授によるクリックの簡単な解説が載っているので
それを先に読んでおくと、読みやすいと思います。

うん、悪くない!!
いや、俺みたいにね、テレビも見ない非文化人にとってはね、政治の世界なんて遠いわけですよ。で、政治学の本なんかを読むとね、大学の教師の先生方って、生徒がみんな政治に興味があるとか思ってるのか、信じたいのか、わかんないんだけど、好き勝手やってくれているわけですね。だけどね、さっぱりわからない。リアルに迫ってこない。でも、この本は平明な記述で、しっかり基本を教えてくれる。そりゃあ、きっと不備を指摘することだって出来るんでしょう。でもね、伝える言葉を発するというのは重要なことじゃないですかね? その意味で、この本は、私に政治という生の位相を垣間見せてくれたわけで、最大の評価をしたいと思う。