特許翻訳の基礎と応用 高品質の英文明細書...

- 講談社 価格 ¥ 3,675
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特許翻訳の基礎と応用 高品質の英文明細書にするために (KS語学専門書)


講談社

価格(new/used): 3,675 円 / 3,200 円 より
発売日: (2006-10-12) アマゾン売上ランキング: 45434 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 4件

非常にお勧めです!
本書は、特許翻訳の入門者から現在翻訳者として活躍している方まで、
特許翻訳に携わる多くの方に広く参考になるでしょう。

明細書の仕組みや特許翻訳そのものの概説から始まり、
発明の権利範囲を左右するクレームの翻訳に多くの説明を費やし、
日本語特有の英訳しづらい表現にも解説を割いています。
日本語明細書は技術的・法律的文章であるために必要以上に難解で回りくどい表現が多く、
解釈に頭を悩ませる翻訳者も多いのではないでしょうか。
それを噛み砕き、要点を外さずに翻訳するポイントを押さえているのが
本書の有用な点だと思います。
もちろん、入門者にも理解できるような
基礎的な説明がしっかりとしている点もありがたいです。

私は特許翻訳を始めた頃に本書を手に取り基礎を学び、
プロとして本格的に仕事をしている現在でも時折参考にしています。
もっとも、既にご自分の翻訳スタイルが固まってしまっている人にはお勧めしません。
意味の無い揚げ足を取るだけに終わると思いますので。
これから特許翻訳を始めてみようと思う人、
既に翻訳者として活躍していて更に翻訳の幅を広げたい方にはとてもお勧めです。
知的財産翻訳検定試験委員の英語力はこの程度か
和文の解説箇所は正面教師、英訳例は反面教師として利用している。
英訳例では著者が知っている語句をレンガ積みしている感じであり、
和文例題があるからどうにか判読できるが、和文なしで読まされる
ネイティブなら誤読間違いなし。
そのような拙い英訳例と私案を、お世話になっている特許事務所に
アフター・サービスとして連絡している。
今ひとつ
題名と内容紹介にひかれて購入したが、正直なところ、がっかり。

肝心の英語に少し疑問がある。例えば、随所に Useful Tip とあるが、Tip はそもそも Useful なものなので「高品質の英文」には不適切に思える。単純に Tip とするか、あるいは Helpful Hint とでもすべきではないだろうか。

また、「時分割方式 (による無線通信)」を time sharing としているが、通常は time division と訳されるはず、など、気になるところが何カ所もある。

実績のある著者とのことだが、実は英語の文法や用法の知識はあまり高くないように見受けられる。特許の形式そのものの説明以外の、英語の表現の解説は必ずしも信頼できないと思った方が無難。

高品質の英文を書くためと言うよりも、英文明細書の書式解説書と思えば損した気分にならずにすむと思います。
特許翻訳者にとっての座右の書!
特許翻訳者にとって、この本はなくてはならない本だ!というのが最初の印象。
言い換えれば、ここに書かれていることを忠実に守れば、一流の翻訳者になれるということだと思う。
そういった意味で、特許翻訳をこれから始めたいと思っている人にとって、最適な教科書となるだろう。
かくいう私(特許翻訳歴5年)にとっても、普段何気なくワンパターンで訳してしまっているところ(たとえば「任意の」)
に関する記述は、「目からウロコ」という感じで、とても勉強になった。

このように個々の訳語が勉強になるだけでなく、この本では、特許翻訳者が必ず
おさえなければならない重要なポイントについても詳細に、わかりやすく記述してある。
こういったポイントは、非常に大切である反面、案外と見落としやすい。
だからこそ、特許翻訳を生業とする者は、この本を読み返し、自分が間違った翻訳をしていないか、
常に自覚的であるべきだと思う。

最後に、この本のまえがきでも書かれていることだが、この本を是非メーカーの知財部や
特許事務所の方々にも読んでいただきたい。特許翻訳を主眼に書かれてはいるが、
この本にはより良い(日本語)明細書を書くための有益なヒントがたくさん詰まっていると思う
(良い和文明細書が増えれば、日英特許翻訳者にとっても非常に喜ばしいことだと思うので)。