だれも知らない小さな国 (講談社青い鳥文...

- 講談社 価格 ¥ 651
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だれも知らない小さな国 (講談社青い鳥文庫 18-1)


講談社

価格(new/used): 651 円 / 98 円 より
発売日: (1980-01) アマゾン売上ランキング: 21501 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 12件

佐藤先生もまさかシリーズ化するとは予測できなかった
私は鬼が島通信購読してもう4〜5年くらいになります
佐藤先生の作品はほとんど読んでますけど、何回読んでも飽きません
また、大学生がコロボックルや佐藤さとるファンタジーをテーマに選んでるとかよく聞きます
それほど多くの人に愛されてきた作品だからでしょう
本来はコロボックルは短編で終わる話だったのでは?と言う話もあります
続編をせがまれるなんて全くの予想外だったみたいです
読み終わったら
手のひら島はどこにある・おばあさんの飛行機・赤んぼ大将も読んで下さい
佐藤先生は工学系の大学出身者で、文章の組み立て方が建設的で緻密だなんて言った方もおります。読んでるうちに景色が広がってくるような感じがあります。
コロボックルって知ってますか?
アイヌに伝わる伝説で、"ふきの葉の下にいる人"=小人のことなんです。

主人公は、子供時代に秘密の素敵な小山で、
ある夏、小さな小さな人達と出会います。
大人になってもそれは忘れられず・・・。

小学校中学年の頃、夢中になって読んだ本です。
シリーズが全部で6冊あるのですが、
お小遣いを握り締め、毎日本屋さんへ買いに行きました。

いつか私の前にも、コロボックルが姿を見せてくれると期待してました。
(実は、今も。)

小さい人達はもちろんのこと、物語の舞台となる小山もとても魅力的です。
私自身も、この場所で遊んだような気がしてしまいます。
日本生まれの「フェアリーテール」
人間の乱暴な行いや強欲さによって地面の下に住みつき、人前に姿を現さなくなったこぼしさまの姿は、ケルト神話の妖精達によく似ていると思った。妖精の前身、トゥアハ・デ・ダナーン(ダーナ神族)もミレー族(人間の前身とされる種族)に滅ぼされて、地下の国に追いやられて小さな妖精の姿で住んでいる。(と考えられている)
また、蜂の毒をつけた針でおまわりさんにチクッ!と食らわせるこぼしさまはいたずらな妖精達を思わせて可愛らしい。
この物語はそんなこぼしさま達が「セイタカサン」と呼ばれる主人公と一緒に、力を合わせて住処の小山を守る話だ。可愛らしいこぼしさまだが、やることはえげつない。人間の夢の中に現れて小山を潰さないように示唆するのだ。小さいけれど、人間の力を超えた能力で小山を守りきってしまうこぼしさまには、正直感服してしまった。
「フェアリー」とはラテン語のファートム、「運命」が語源だ。人間の運命を左右するほどの存在、という意味だ。ある意味、こぼしさまもフェアリーだな、と思う。
佐藤さとるが生み出した日本生まれの「フェアリーテール」
可愛いこぼしさまを見逃すな!
小学校4年生から6年生の男の子に
素直で多感な子供時代に出会えば、子供の純真な気持ちを思い出すために大人になっても時々読み返す宝物のような本になると思う。大人が夏草の匂い、川のせせらぎ、虫の声、そういうものに触れたとき、いきなり少年時代の切ないような懐かしい気持ちを感じるのと同じものがこの本にはある。
切なくて優しい物語
誰も知らない小さな小さな丘で、小さな小さな小屋を作り、優しいときを過ごす。誰もが一度は夢見たことのある情景ではないだろうか。美しい川のせせらぎや、もちの木の皮をはいでとったもち、穏やかに吹く風の匂い・・・。読んだ後に、これ程爽やかで、愛おしいような思いを抱くことのできるものもあまりないのではと思う。間違いなく最高の作品!!