憎めない三人の登場人物。
全くの私の主観ですが、ハッシュは『どこか憎めない、かわいいヤツ』な小説だと思います。映画とは違ったエピソードが含まれているようなので、映画を見た人も、見てない人も楽しめるようです。ゲイのカップルと変わり者と言われる女、それぞれユニークな登場人物が、普通じゃない展開をしていきます(笑)ゲイのカップルが登場するだけあって、やるとかやらないとか、かなり生々しい用語も出てきますが、それもまたおもしろい。『嘘がない』と思わせる。
作品中には何度も『人生をアキラメから始めた』という言葉が出てきます。それだけだと、なんだかシリアスで重い感じなんですが、アキラメが『諦め』じゃないとこが救いがあっていい。全体がそんな雰囲気な小説です。
活字が苦手な人もイケルかもし!!れません。話の分け方がうまいので、ちょっとずつ読むのも全然OK。とにかく親しみやすい小説でした。