再婚生活

- 角川書店 価格 ¥ 1,470
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再婚生活


角川書店

価格(new/used): 1,470 円 / 180 円 より
発売日: (2007-06) アマゾン売上ランキング: 12379 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 19件

おかえりなさい! 再出発
私の小説家の好き嫌いは「エッセイが面白い人」「小説が面白い人」に別れてしまう。
私は山本さんの小説が好きで、コバルトもの以外は全部読ませていただいているが、
彼女の場合「エッセイ」が小説の原動力になっているところがある。
(前のほうが鬱っぽくなかったか?)
彼女が闘病生活を送っていたと聞いて、タイトルも内容も同じ経験のある私は興味をもって読んだのだが、「ちょっとがっかり」でありました。プライバシーもあって書けない部分もあったのかもしれない。
(リ××ンを飲まないと書けないくらいだったのだからお察しします)
もうちょっと「16歳のカルテ」的なものを想像していたので、「暗」の部分も書いて欲しかった。
病院でPCが打てたりお友達とお食事ができたり、闘病生活にしてはなんか楽しそうである・・・?
再出発でどんな小説をみせてくれるのか楽しみです。
たかが日記、されど日記
昔かなり好きで殆どの作品を読んでいたはずなのに、
確かに気づけばここのところ全然新刊をみていなかった。

と、思ったら筆者、重度のうつ病を患っていたという。
この本は新刊小説ではなく、その間につづられていた日記である。

わたしはうつの病歴があり実際いまも軽度に再発していて治療中なので、
あまりこういうのを読むのはよくないかなとは思ったのだけれど、大丈夫だった。

これは本当に、「日記」である。

だから入院を繰り返したり夫に当たったり自暴自棄になっていることも、
体調がいいときのふっとした幸せも治りつつあったり夫のやさしさにふれたことも
全てが正直に、訥々と、ひたすらに飾り気もなく書かれているのである。
そしてそこがこの本の最大の良さであり、意味なのだと思う。リアルタイムの変化。
病気の波。日々の気持ち。ありのままを、ありのままに。出来そうで、難しい。

タイトルにあるが、筆者は再婚でこの夫(文中では「王子」)がつらいときも、
そして調子が良すぎて迷惑をかけているようなときも寄り添いひそかに支えて
くれているということがこの日記全体の柱になっている。

やっぱりうつに孤独は厳禁だなと、関係なくも思った。

一人称で当たり前だけど主観的にずーっと文章がつづくので、うつの正しい知識、
とくに重度うつの事例としてはあまり参考にならない(元々うつなんて人それぞれだし)
けれどなんとなく、ひとにやさしくしてあげたくなる本なので、おすすめです。
衣食足りて礼節を知る、ではなくて忘れ物をとりに行く
ああたぶん、この人は「取り忘れたもの」を思う存分吸収しているところだったんだなあ、というのが感想だ。
「文筆家として成功すること」という最重要ミッションがコンプリートされたら、「取り忘れたもの」「足りなかったもの」を取りに行くのは自然な流れだ。
著者が以前にエッセイかなにかのあとがきで書いていたように、山本の最大のコンプレッツクスは「誰からも興味を持ってもらえない(少女だった)」ということだった。「毛深い」とか「デブ」とかいうのとはレベルの違う悩み、不満である。
直木賞を取ったというだけでも、他人は充分に関心を持ってくれる。今では、誕生日には花やプレゼントが届き、パーティーまでしてもらえる夢のような境遇になった。
だが、山本の場合はそれだけでは足りなかった。「病気である」「いつも体調がすぐれない」という状態以上に、他人の関心や同情を集めるに効果的な手段はない。夫、親兄弟、仕事仲間、友人、医師看護師、という周囲の人間が皆「病気」というキーワードで彼女に関心をそそぐ。職業的に、あるいは非職業的に。
もちろん、私は山本が「意図して」体調がすぐれなくなったなどと思っていない。
けれど、目的(職業、夫、住居、経済)を達成した途端にうつ病、というのはタイミングがジャストすぎないか。「最低限これだけは欲しい」と思っているものをすべて押さえたので、「昔々から本当に欲しかったもの」を無意識に取りに行った、と私には見える。
山本にとっては、生まれてこのかた癒されなかった傷にたいする、長い長い「癒し期間」なのかもしれない。べつにそれでいいじゃないか。けれど、少しでも同じ思いを抱えている読者にとっては、あなたのしていることは透けて見えていますよ、と言っておく。
欝って、移りますね
恋愛中毒で一世を風靡した(笑 山本さん。

編集の人と再婚したというのは知っていたけど、

最近新刊がないなと思ったら、こういう事情だったんですねぇ。

欝病の日々を淡々と日記に綴ってます。

けっして暗くはありません。

結構笑えます。

でも・・・どうも私は、これを読んで、調子が悪くなったような気がします。

欝って、移りますね。

特に、精神が弱っているときは。

やめときゃよかった。
数分立ち読みすることをおすすめする
何もかも恵まれているのにひたすら愚痴ばかりをこぼしている。
作者は恵まれていても病気にはなるみたいなことも漏らしていた。
闘病日記もといエッセイだからそうなのだろうが、あまりにも自己中心的な内容にあっけにとられた。
作者の作品は数冊読んだが、どれも主人公が生きることに疲れていじけている性格のものばかり。
当方もうつ病を患っているが、何故か違和感がした。
イライラして最後まで読んでいない。
定価で買うべき本ではない。