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警視庁捜査一課殺人班 |
| - 角川書店 価格 ¥ 1,785 | |
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警視庁捜査一課殺人班角川書店 価格(new/used): 1,785 円 / -- 円 より 発売日: (2005-06-01) アマゾン売上ランキング: 149235 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 8件 刑事という仕事普段テレビでジャンパーを被せられ刑事に囲まれながら移送される容疑者を見て、私たちは正々堂々顔を見せやがれ犯罪者め、なぜ警察はこいつらを擁護するのか、と思うかもしれない。 この本を読んでその真相が分かった気がする。 自分が取り調べして死刑になった容疑者の墓を訪れる刑事。 自白したい容疑者を制止する刑事。 上層部からは自殺の可能性を危惧され自宅に帰ることを反対される容疑者に対し、家族への別れなど"処理"をさせてやる刑事。 容疑者に「状況が異なれば、友人になりたかった」と思わせる刑事。 刑事こそ対人、対話のプロ。 殺人犯という非・常人を相手にする場所に、本当の人間くささを持った"刑事"がいる。 どれだけ警察が嫌いな人でも、これらの刑事の働きぶりには脱帽するはず。 ただ、殺人犯の人間くさい部分を垣間見るのはすごく切ない。 小説より面白く、小説を読む参考になる本当の刑事捜査はどういうものなのか、少しだけ 詳しく知ることができました。 刑事の使う隠語や、捜査の手順、落としの神様は いるのか、などなど小説より面白くて一気に読め ます。 テレビでは毎週何か事件が起こるけれど、実際の 社会では犯人が推測できる事件が圧倒的で、その 中でも刑事の奮闘が光る事件ばかりが取り上げら れているので、少し警察官を見直しました。 推理小説に刑事を登場させるなら、是非この本を 読んでからに……リアル感を出せます。 社会不安を解消できるのは、捜査一課の殺人班刑事達の仕事にかかっている殺人事件が発生した際にそれを捜査する捜査一課の殺人班の仕事を、実際の事件を交えながら紹介している本です。 通信指令官が 「夜の警視総監」 と呼ばれるポジションで、初動指揮をとるため、一課経験者を送り込む人事異動がおこなわれている。 捜査一課殺人班は実際に事件がおきると、満を持して一番最後に出動する。 といった、捜査の順番。 実際に起きた 「二警官刺殺事件」 で犯人の足跡がジグザグ走行していることから 「狙撃を回避するための軍人行動の一つ」と推測、 犯人像を絞り込んでいく様子。 など、興味深く読みました。 とくにこの本で印象的だったのは 「取調べ」 について書かれている部分です。 「人間としての容疑者と正面から向き合い、包むことができるかどうか。 それが容疑者の信頼や好感を呼べるかどうか、」 が自白につながっていく様子を何例も紹介しています。 心理的な攻防が多く語られた本でした。 警察本と違う何かノンフィクションといえば、面白さとは相反するものかと思っていましたが、この本を読んで見方が変わりました。 殺人事件の捜査というものはドラマなどを見て分かっているように思っていましたが、まったく異質な面もあることが分かったのは収穫でした。 「刑事という職業」を日本人に共通するメンタリティに置き換えて、日本社会の変容を位置づけるあたり、単なる警察本とは違うなと強く感じました。 著者はあとがきの中で「基礎論にとどまってしまった。次回の機会があればもっと深く」と書いていますが、ぜひ次作を読んでみたいです。 「特殊班」「殺人班」…。警視庁捜査一課の解剖書だ。前作「特殊班」でファンになりました。新作をさっそく読み尽くし、堪能。期待は全く裏切られませんでした。多くの人に勧められる、警察本の名著的存在になるでしょう。 警視庁にも容疑者の側にも媚びず、冷静に捜査一課という組織を解剖しているドキュメンタリーだ。 落ち着いた筆で、真面目に警視庁捜査一課を書き尽くしている筆者の仕事ぶりに、この新人(?)ライターの可能性を大いに感じます。 よくある美談仕立ての捜査ストーリーは、ここにはありません。 右往左往し、ミスをおかす人間集団としての警視庁捜査一課が描かれています。 個々の殺人刑事は具体的にどう変質していったのか? 筆者が「次回の機会に」というように、この点の掘り下げが求められるでしょう。 いずれにしても、警察を舞台にした人間ドキュメントとしては、過去に例を見ない圧巻の重厚さを持つリポートに仕上がっているといっていいでしょう。 筆者の今後の作品がますます楽しみです。 もっと書いてほしい! |